週刊少年サンデー#6

絶対可憐チルドレン
本格連載前に受けていた冷遇を思えば「ついにここまで」の感はあるけれど(そういや「絶望先生」も第2期ですね)、今どきTVアニメ化くらいではさしたるビッグニュースでもない。何より肝心なのはキー局と放送枠なのに、それが未発表ではなあ。『結界師』の後の深夜枠だとかなりションボリだが、まぁ2作続いたサンデー枠の維持という点から考えて『ハヤテのごとく!』の後が順当だろう(でも、だったらこの第一報で発表してもいいはず…)。商品展開はリミッターのなりきり玩具、そして「甲殻王者カニキング」!?

金剛番長
トビラページのアオリ文句に吹いた。

ギッタギッタにしてやろう。ちょっと覚悟してやがれ!!

どこのボーカロイドだお前は。知らない人が読むとベタなアオリ文句にしか見えないのが巧い…ってそれじゃ流行りものを取り入れた意味が無いよ(笑)
めくって本編1ページ目のアオリ文句も異様なノリ。

ついに発覚した「奇跡」の偽装問題!! ウソ、大袈裟、紛らわしい、そんな念仏番長を鉄拳制裁だ!!

「大げさ」が「大袈裟」と漢字表記なのは念仏番長だからか。掛けているわけですな、袈裟だけに!!
そして最後のページ、

次回は描きおろし巻頭付録『倒せ!! 怪奇銀はがし番長!!』+本編でも新番長登場!!

……。なんだかそう遠くない将来本当に「君が考えた『番長』大募集!」をやりそうだ。

ダレン・シャン
前章は正直今ひとつだったが(全てが終わった後の「実は大王を倒す一つ目のチャンスでした」というサプライズのためなんだろうけど……それで盛り上がりに欠いては、まさに本末転倒)、当人たちの知らない間の転入届というミステリアスな導入(「今はMr.タイニーが黒幕って事にしておこう…」と言うからにはまた別の人が黒幕なのだろうが、他に誰も思い当たらない……)、そして久々に人間の日常に近い舞台と、新章はなかなか面白そう。