物語は終わらない 終わらない!!

敵役・ジャマンガの終盤での扱いに対する不満から、割とどうでもいい作品になってしまった『魔弾戦記リュウケンドー』。他はともかくドクターウォームはもう少し何とかして欲しかったぞ (出番が絶対的に少なかったジャークムーンよりもよほど優遇すべき人物だったと思う)。
なのに突然なんとなく気が向いて、今さらヴォーカル集を購入した。

しばのまり子の歌、作品およびエンディング映像とあまりにもミスマッチだったんでスルー気味だったけど、改めて聞くと中々いいねえ。歌詞はよくある自己肯定ソング、がんばれソングの類だけど、この曲でこの声ならこの歌詞もいいなと思えちゃう。番組とのミスマッチがつくづく惜しい(笑)。
付属のDVDには全オープニング、エンディングをノンテロップで収録。オープニングはどちらも正統ヒーローソングだし、映像もきっちりカッコよくヒーローものになっているのだけど、エンディング映像はやっぱり凄すぎる。
敵味方いっしょになった、のん気な雰囲気の映像ってのはマァ珍しくないし、前半(第1、第2エンディング)のサッカー編は見方によってはクールなんだけど、後半(第3、第4エンディング)のだるまさんがころんだ編は特撮史上空前にして絶後ではなかろうか。そのくせ、「悪に囚われた子供たちを救う」という明快なヒーロー像にもなってるんだよなあ。
でもそれはそれとして、しばのまり子はやっぱり気の毒だ(しつこい)。どういうわけかマッチしている相川七瀬(第1エンディング)は何かの奇跡なのだろう。
調べてみると、しばのまり子(バンド名)のvo.柴野真理子(人名)は栃木県出身とのこと、「同郷人なら応援すべ」と思ったのにまだシングル1枚アルバム1枚しか出てないのね……。タイミングよく明日は渋谷でライブだそうですがこういうときに限って土曜が出勤日だったりする。とりあえずアルバム買ってみるか。
嗤うヌケガラ

嗤うヌケガラ