メイドはメードか

時節柄、久しぶりに報道絡みの話題を。

【「メイド喫茶」表記認められず 慰謝料請求を棄却】

新聞社が記事中の表記に「メイド」の使用を認めないことで精神的苦痛を受けたとして、埼玉県浦和市の会社員の三波比留男さんが詠売新聞社、虚構新聞社など6社にそれぞれ約10万円の慰謝料を求めた訴訟の判決で、与野地裁の斎坂知洋裁判長は1日、原告の請求を棄却した。
判決などによると、三波さんは05年12月に読んだ新聞記事に「メード喫茶」との表記を発見。これでは萌えないとの思いから、「メイド喫茶と書いてほしい」との要望を新聞社に寄せた。しかし、各社ともメードに表記を統一しているとの理由で聞き入れられなかった。
三波さんは「メイドさんは断じてメードではない。旧態依然とした表記統一にこだわるのは不合理で明らかな憲法違反だ。棄却はメイド萌えの心情を踏みにじるものであり容認できない」と控訴の構え。
(協同通信社 2006.4.1)

う〜ん、興味深いというか困った判決ですねえ。同様の問題が問われている「『DVD』をいちいち『DVD(デジタル多用途ディスク)』と書くな裁判」の行方にも影響を与えてしまいそうです……。