『まんがタイムきららキャラット』12月号

「NEW GAME!」
表紙&巻頭カラー+2本立て。表紙と巻頭でドンと「TVアニメ化決定!」を伝えるが具体的な情報は一切無し。製作会社は当然決まっていると思うのだが、まだ公開できない事情でもあるのだろうか。

本編、ふた月先取りというか1年遅れというかでクリスマスネタ。それぞれのクリスマス、という感じだがメインはコウとりんの百合カプ的な固い信頼関係だった。

本編2本目は忘年会の幹事の話。と見せかけてメイド喫茶ごっこが本題?(扉絵的にも) 面白いけど「お前ら仕事しろよ」な気分がちょっと。
 
「GA 芸術科アートデザインクラス
導入は辛気臭いし、よく知らない先生キャラの話だし、どうなることかと思ったが…。 
6頁目1本目の「そうだ 本当は知ってた あの時ああ言っていた彼女が」と、最後の1本で泣けた。きゆづきさとこはこういうのホント巧いなぁ。
 
「まちカドまぞく」 
シャミ子のアルバイト奮闘記……と思わせて重要な新キャラの登場。割と常識人でややインパクト不足だが、桃とシャミ子でWボケ状態に陥って話が先に進まないときに牽引役になる感じか。

まちカドまぞく (1) (まんがタイムKRコミックス)

まちカドまぞく (1) (まんがタイムKRコミックス)

そして11月27日発売の単行本の表紙も公開。まだモノクロのみだけど凄くワクワクさせてくれる可愛い絵になってる。
 
「キルミーベイべー」
連載通算第100話記念でセンターカラー。とはいえ中身はいつもどおり、やすなが挑発してソーニャがどつく話だった。「我慢比べ」というお題も新鮮味はないが、それでも面白いのが凄い。
 
Aチャンネル
センターカラーでトオルとるん、そして「渚ちゃん」の幼少期の思い出。オチだけなら「実はナギとは別人だった」と捉える余地があったのに、5頁目に「ナギはこの時期」のナレーションを入れてしまったのがちょっと惜しい。まぁ、無表情で冷たそうな迷子のお嬢様のロリナギが可愛いからいいけど。
 
「カスタムメイド!」
唐突に始まる「赤ずきんちゃん」。「原稿中に限って別の話がはかどる」というのは実は作者自身のことで、別の話を本編として仕上げたのが今回のコレ、という二重構造?w
 
「ばーどすとらいく!」
クルとクロ=ゥが姉妹だと判明……ってマァこの「意外な事実」自体は単行本買った人なら皆大方予想できたことだけど、そのまま姉妹で仲良し〜という話に展開するペースの速さには驚いた。掲載位置と合わせて、どうも話を畳みにかかっている感じがして不安。2巻で終わらすのは惜しい作品なんだけどな。

クロ=ゥのマネージャーはギャグ的な都合のよさで登場したけど、ひょっとしてあいさ先生の仲間だったりする?
 
「癒さレクチャー!」
もういいかげん連載化すればいいのに、というくらいに何話目かわからない「再登場ゲスト」。(ここまでコピペ) 主人公が「もやシス」を使うのをやめたり、それに代わって「ゆるゆる」を貯め始めたり、これって長期連載がやるようなネタだろ…。(ここまでコピペ改変)

なんてことしか書かないけど、この種の「4、5人の女の子がどっと出てきてワイワイやる系マンガ」のなかでは割と面白いほうだと思っているのよ実際。