暴徒の仲間だボート・ピア
タイトルはただの語呂合わせですすみません。関係者のみなさま競艇ファンのみなさまにおかれましてはどうぞ気を悪くなさいませぬよう。
えー、まじめに調べてないんですが昭和20年代から30年代まで続いたのかな、各地の競馬場や競輪場で「八百長だ!」ってんで観客が暴徒化する事件が頻発していたようで。既に認知症とか要介護認定いくつだとかいうレベルを超越した存在となった私の祖母も昔、パートタイムワーカーとして窓口係をやっていたときに巻き込まれた〜と言っておりました。
まぁ「その頃の日本は治安が悪かった」の一言で済む話なんだけど、そこにはどんな背景があるのか、どうしてその後は減ったのか。きっちり掘り下げると戦後日本史の一側面が浮かび上がってやきませんかね。
最近しばしば反「昔はよかった」言説というかアンチ三丁目の夕日というか、「昔のほうがマナーも治安も悪かった」話、昭和20〜30年代の犯罪を取り上げた記事に行き当たるんだけど、そういう公営ギャンブル絡みの暴動はあんまり取り上げられてない感じがするのがちょっと気になるのでした。
- 作者: 中野 篤志
- 出版社/メーカー: 文芸社
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る