年末年始に観た番組

ふだんはCS局しか観てなくて、「いつも同じCMやってるなあ」と思っていたのだが、年末のある日に実家でほぼ丸1日地上波を観ていたら、やっぱり同じCMばかりで驚いた。ダイハツブックオフと三井住友信託と、内田裕也の製造ラインと、小保方似の人がサプライズ(トリンドルなのね)の三井アウトレットパーク、その他いくつかのヘビーローテーション。あとは番宣。年末編成のために「一つの番組の途中」でもスポットCMが入るから(←たぶん)ひときわ「同じCMばかり」の印象が強いんだろうけど。
 
「とちぎのまつり」
とちぎテレビで総集編。有名な神社のお祭りはもちろんのこと、地域に伝わる民間信仰のお祭り……というかまじないの儀式まで取り上げていて、これが存外面白い番組だった。はやりやまいを退けるために道の上に火の付いた線香を並べて置いて結界を張る、なんてあたりはちょっと中二病的な面白かっこよさ。
 
「年末の夕方にやっていたクイズ番組」
古代エジプトで話されていた言語・ヒエログリフ」と言っていたが、それは例えば「現代日本で話されている言語・漢字」のような。
 
「相棒 バベルの塔
ナウシカ並に「なんどめだ」の、2006年あたりの「相棒」スペシャル。私もたぶん三度目くらいだがまた観てしまった。特に、あの共犯者(今年の年末に初めて観る人のためにネタバレを避ける・笑)が出てきたタイミングに注目してみたが、やはりというか無理があるよねあれ。元日の新作のほうは色々あって観られず。
 
「クイズサバイバー」
「紅白」は前年の綾瀬はるかに辟易したのと、平成26年もまた何で出てくるのかわからない出演者が多過ぎなのとでスルーして(水樹サンは嫌いじゃないが何でああまでNHKに気に入られてるの?)、大晦日の夜はこっちを観ていた。こっちはなんで出てくるのかわからない出演者はすぐ退場になるから良い。

実際はガチだったのかもしれないが、展開の端々にシナリオの存在が感じられてしまった。クイズ番組にシナリオがあったらダメ、とは言わんけど、「ホントのところはどうなんだ?」という妙な見方にならざるを得ないんだよね。

トッキュウ2号が美味しいというか不憫というかだったが、アクションフィギュア3種(1号、2号、4号)の中で唯一半額投げ売りになったりと、実は割とシリアスに不人気っぽい(三の線だと子供に好かれはしても人気にはならんよね。私もキレンジャーは好きだったけど、父が一つだけ買ってきた超合金がよりにもよってキレンジャーだった時には泣いて抗議したもの)。
 
妄想ニホン料理
面白いんだけど料理がどれも完成度高過ぎ&普通においしそうで、「これただの創作料理だよな」といつも思うのであった。新春スペシャルということで、オーストリアの「修道女のおなら」「カタツムリもどき」を日本人料理人が作るという逆パターンもあったが、これもやっぱり完成度高過ぎ&普通においしそうな創作料理なのであった。
 
「タイムスクープハンター スペシャル」
10時までTVを観られなかったので「相棒」でなくこっちを観たり。歴史改変の危機というスペシャル感は善し悪しだなー。2015年に立ち寄るのはオマケ要素だからいいとして、明治の改暦騒動のほうは現実に起こり得たトラブルで話を組み立てて欲しかった。まぁ非公式(違法)の新暦を刷っちゃう人がいたり、それを取り締まったりというのは実際にあっただろうから、さほどの問題ではないか。