最近観たTV番組

 
『ディスクウォーズ:アベンジャーズ
見忘れてた「禁断のヒーロー登場?」の回を見る。デッドプール子安武人の声で好き放題していた。「テレビの前のお友達」に話しかけるとかアイキャッチを乗っ取るくらいは並だけど(いやそれだけで十分可笑しいんだけど)……、
「子供の出番に尺割かねえで、もっとスーパーヒーローガンガン押してかねえとダメだろこの番組!」
という恐ろし過ぎる問題発言。これもう危険球どころでなくて急所直撃のデッドボールだろデッドプールだけに。いやまあ後で「子供の出番に尺割くなとか言っちゃってごめん。お前らサイコー! この番組サイコー!」とフォローにならないフォローが入るけどさ。

「マーベルの公式設定にはこんな技ねえぞ! 勝手なことやってんじゃねえよ番組スタッフ」も、そもそものディスクの設定がそれだから相当危うい。そうそう、東映アニメーション製作と発表された時から誰もが期待していた東映版『スパイダーマン』ネタもついに「地獄からの使者」の名乗りでやってくれました。

このメタなエピソードが決して番外編ではなく、「悪が栄えることはない。それがこの世界の法則なのだ」とレッドスカルが気づく流れとなり、その企みに視聴者の興味を持たせていくあたりは、妙に話が練られています。もちろんレッドスカルの言う「この世界」は番組である『ディスクウォーズ』世界のことでなく彼らにとっての現実なんだろうけど、だからこそ今後展開される企みのスケールが興味を誘う。……いやまあ、この回で言ったきりで終わるかもしれないけどね。
 
『よみがえる総天然色の列車たち』
鐡道の日に向けてヒストリーチャンネルでは鉄道特集。

それで放映された番組のひとつが↑このシリーズ、#6は「名鉄編」。私には岐阜市内線を中心としたいわゆる600V線が興味の中心で、ほかの路線はそもそもよく知らないのだった。

それでひとつ驚いたのが瀬戸線旧線。「名古屋城のお堀の中を電車が走っていたのです」って、この春の名古屋旅行の際に、名古屋市役所から名古屋市政資料館(旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎)に向かう途中で上を通ったよ!
http://d.hatena.ne.jp/UnKnown/20140517 
くそぅ、そのつもりで見ておけば良かった。写真も撮ってないや。
 
『Gのレコンギスタ
一話のうちに「落ちもの」展開二度やるな! 素人? それともバカ? いや、これが「キ麟も老いては駑馬にも劣る」という奴か(ちなみに『風立ちぬ』は駿馬も老いては以下同文)。海賊の姫様のほうは良いんだけど、それで割を食って一人目の落下物にまるで存在感がないやん。いや、存在感以前の問題か。ジィジィ言ってるだけで主人公とも絡まず、そこにいる意味がない。「謎の勢力がガンダムから何やら落としていった」という導入は良いとして、こんな扱いなら搭乗者でなくていいよ。
 
テンカイナイト
パワーアップに伴いオープニング小変更。ひたすら戦闘で日常描写が無くなってしまった(元から3カットしかなかったが)のが残念。つか、タワーはもう物語的にお払い箱なのね。黒天の鍵隠匿の件、「誰が」は一応明らかになったけど、「いつ頃」「どうやって」は謎のままの気が……。それと「何でグレンたち現役テンカイナイトに秘密にしてたの?」というのも謎。

本編。またしてもというべきか、ガーディアンが余計なことをやらかしてヴィリウス復活(ついでにブライノックスもスライガーも)。新たな物語の幕開けというよりもリセット掛けて一からやり直し的な新シリーズだが、敵方も地球に出入りできるようになるあたりで新味を出すのか。

ヴィリウスがネオヴィリウスに生まれ変わり、声が秋元洋介から飛田展男に。真っ先に思ったのは「東方不敗がウルベ大佐に!」だが2001年版『サイボーグ009』で飛田展男は004を演じていたから「衝撃のアルベルトがアルベルト・ハインリヒに!」でもある。
 
仮面ライダードライブ』
はい、いきなり予想が大当たり〜というのはまだ早いが、アバンタイトルに登場したドライブで無いほうのライダー(先代ドライブ?)はやっぱりバイク乗りだった。これが映画で顔見せ、1月頃に本編登場となるのだろう。

それにしても「グローバルフリーズ」の描写がイマイチわからん。現実の時間はふつうに動いていて、感覚もそれに追いついているんだけど体の動きだけが付いていかないってことか? でも「重加速」つってるんだよな。何が加速してるんだ。「重荷速」だったらまだわかるんだけど。いろいろと『カブト』のクロックアップとの差別化が必要なのはわかるが、どうにもスッキリせずに見ているこっちが「どんより」。

あとなー、今どきクラクション(ミニカーの声のような位置付けだが)が♪パラリラパラリラってのはどうなんだ。ニチアサ的には『世界忍者戦ジライヤ』のブラックセイバーの頃から変わってないことになるぞ。その頃から既に時代遅れだったのに。

そのほか、警察官という設定にしておきながら犯人を逮捕せずに消し飛ばしてしまったり、しかもそれを気にしていなかったりで話作りの詰めの甘さも気になるが、マァ三条陸ならそんなにひどいことにはならないと思う。
 
ハピネスチャージプリキュア!
ゲストで堀絢子という豪華キャストが豪華過ぎて意味不明レベル(笑)。良い悪いでなく「何故起用した?」という疑問が。キュアハニーのパワーアップという節目だからかもしれないが、それだと今度は「なんでこんな普通のエピソード?」という疑問が沸き起こる。ちょっと前にファントムと絡むエピソードがあったんだから、その続きにすればいいのにねえ。