キャッチコピー2題

【ポンスパークリング】
与野駅ホーム上で撮影。

ポンスパークリングに「はじける炭酸!」というキャッチコピーが付いているが、炭酸入りならはじけるのは当たり前で、商品の特徴を伝えるには「はじける果汁!」が妥当だろう。はじけるは効用や成分とは関係の無いイメージ語だし、正式な分類も「果汁30%(炭酸ガス入り)」なのだからキャッチコピーに「果汁」と入れても問題無いと思うのだが……。
 
【すぐ読めるのに、泣く人続出!】
車内広告に「すぐ読めるのに、泣く人続出!」というキャッチコピーがあった。売りの要素を2つ貼り合わせただけ、しかも逆接だから支離滅裂というどうにも酷いコピーなのだが、こういう本がターゲットとしている消費者層には、このコピーが「刺さる」のだろう。受け手の知的レベルに合わせることを厭わなかった、見事なチューニングだと評価する。
しかしまぁ、これって「1日2回で風邪に効く」「折り畳み傘だけどワンタッチ」みたいなもんで、説明であってコピーじゃないよな。「泣ける」というのは効能あるいは機能なのである。

それでも僕は夢を見る

それでも僕は夢を見る

鉄拳のイラストをメインにしたエピソード集か何からしい。