最近観たTV番組

ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル
実はセシルの母親こそが黒幕で、もよよんはそのたくらみからセシルを救うために暗躍していたのだった! …という真相だったら少しは面白くなる(それは無いしもう手遅れ。ていうかそれなんてまどマギ?)。
てな感じでつまんないし不出来な作品なんだけどストレスを感じないから見続ける。
 
咲-Saki-全国編
お約束のツッコミだが「それは電車じゃない、気動車だ」。
閑話休題、現にオカルト現象が起こる世界なのに「そんなオカルトあり得ません」と言い続けるおかしさは以前からだが、そういうオカルト連中と全国大会で卓を囲んでも何の対策も取らず、「何かイカサマしている、トリックを暴かないと!」なんて展開にすらならず、ただ平然と無視し続けているだけなのがすげえよのどっち。これは新しいわ。
これがもし1対1の競技だったら話が成り立たないが、四人打ちの麻雀だからロリ巫女対モノクルの駆け引きをメインに据えつつ、その横で何も対策をしない(ためにモノクルの邪魔になっている)のどっち……という面白い関係が構築された。ていうかモノクルちゃんかなり可哀想だよこれ。 
 
そにアニ
ほらこういうのが観たかったんでしょ?的にオーソドックスな学園祭そに子八面六臂の活躍回。これまで、「そに子が中心にいる」という一点だけを貫いてバラエティ豊かに色んな話をやってきたけど、実はそに子って「善人の優等生」という面白みのないキャラなもんだから、密着取材回は記者のほうが主役になり、ゾンビ回はただ逃げまわるだけ、新潟旅行回は恐ろしく地味、殺人事件回は終始寝たまま……といった具合で「スーパーそに子というキャラクターのプロモーションとしてはどうなのか」が続いてしまったアニメだった。確かに「そに子が中心にいる」んだけど「ただし何もしない」という不思議なアニメ。
それが今回、わかりやすいてんやわんやのドタバタに加えて別作品ヒロインのコスプレサービス×2含みでそに子のキャラを際立てており、「こういうのが観たかった」という以前に「初めからこういう話に絞ってればよかったんじゃないの?」という感じだった。
 
「戦え!マイティジャック」
タイトルの出方が「ウルトラQ」っぽい。1時間枠の「マイティジャック」では普通にスパイ的人員だった二瓶正也が、やっぱりというかイデ隊員みたいな道化者になっていて苦笑。「演じた二瓶は『マイティジャック』での源田とは別人のイメージであったと述べている」とのこと。(←しかし2話まで観たら、1時間枠のときとあまり違ったイメージでないのであった。まだキャラが固まっていなかった?)
 
スマイルプリキュア!
エイプリル・フール回は小学生でも一見して変だとわかる状況設定(4月1日なのに春休み中でない)を全く説明無しで貫いたのが潔い。登校しなくても成り立つプロットなのに(笑)。チイサクナ〜ル回、ああそうか、なおがぽんこつ担当になるのはこの回からか。この時はまだ「虫だけは苦手」「意外やわ」と言われている。