炭酸水はゲロるがチンチンは冒険しない

ゲロルシュタイナーとか正気を疑う。
何かというと、GEROLSTEINER というドイツの炭酸水だ。そいつが日本で発売されるにあたって付いた名前が、ゲロルシュタイナー

ポッカサッポロ GEROLSTEINER(ゲロルシュタイナー) 1L×12本 [正規輸入品]

ポッカサッポロ GEROLSTEINER(ゲロルシュタイナー) 1L×12本 [正規輸入品]

いいからちょっと責任者出てきなさい。怒らないから。怒る理由もないし。私はただちょっと「どうしてこのような名前にしたのですか」と訊きたいだけだから。
GEROLだったらジェロルでいいだろ、と。実際のドイツ語での発音は知らないが、さして外れてないはずだ。なんだってゲロにしたのか。よりによって口に入るものなのに。
思い出すのが"Les Aventures de Tintin" だ。今では『タンタンの冒険旅行』の邦題で知られるが、かつてアニメ版が輸入された際には『チンチンの冒険』と題されたという。実際、英語圏での発音はティンティンくらいだそうで、間違いではないのだろうが、それにしたってチンチンが冒険したらいかんだろう。「タンタン」としたことはひとつの見識というべきだ。
かたやチンチンとくれば、こなたボボである。『ほえろブンブン』というアニメは、原作漫画のタイトルは「ほえろボボ」といったが、とある方言においてちょっとした問題があり、改題された経緯がある。これは外国語ではないから直接は関係の無い話だが、日本国内で(全国で)セールスする際には、ネーミングにはそうした配慮が要る、という例に挙げられる。
ゲロるは一体何を考えてこんな名前にしたのか、いやまったく、マジで訊かせて欲しいものだ。