青森・函館旅行ダイジェスト

そして帰ってきた。
とにかく 1.「あけぼの」に乗る 2.使うキップは「青森・函館フリーきっぷ」(参照→) この2点以外は何も決めずに出かけたため、どこへ行くかは車内で検討。青森も弘前もいいかげん何度も行ってるし……おっと、三厩(津軽半島最北端の駅)は行ったことが無いな。時間が合うならついでに竜飛岬にも行くか、というわけで目的地は決定。28日の朝、青森駅みどりの窓口で時刻表をめくってプランを立てる。


そしてこれが竜飛崎。対岸に北海道の松前半島が見える。展望台から階段国道から、青函トンネル記念館に太宰碑、アワビ道路の洞門まで、見るべきものは全て見尽くす。


思いがけず楽しかったのが「青函トンネル記念館」の体験坑道で、ケーブルカーで長いトンネルを斜めに下っていくのだ。これがNERV基地かグレンダイザーの発進シークエンスのようで、なかなかワクワクさせてくれた。そうそう、太宰碑は位置が変わっているのでこれ目当てに行く人は注意。「ここに於いて諸君の路は全く尽きるのである」(「津軽」の一節ね)と書かれた碑が、そう書かれたとおりの場所に無いのはナンセンスというかなんというか、一体なにを考えているんだろうか。

そしてその日のうちに函館に入って一泊。翌29日は函館市電に乗ったり市電の車庫を見たり五稜郭に行ったり、「碧血碑」と護国神社の「招魂場」を訪ねたり。


八幡坂とかで有名な西部エリアの教会だの洋館だのを訪ねたり、博物館で中空土偶の展示を見たりで、これまた見るべきものの9割は見尽くす。


ただし函館にはガイドブックに載ってないような凄い建物がゴロゴロとあるのであった(画像は元・弥生小学校)。となると、何か見逃したものがあるかもしれない。
かろうじて一部のガイドブックに載っていたから私は行けたものの、「地域交流まちづくりセンター」とかも普通の観光客は見逃すよな。大正時代の呉服店(≒デパート)の建物を使っていて、ドアを手動で開閉するエレベータに乗れるというイカス施設なんだが。

そして29日は青森に泊まり、30日は朝から三沢に移動。十和田観光電鉄乗りつぶしを観光、もとい敢行する。


そして写真は感光する。いやデジカメ写真は感光って言わないか。閑話休題、色んな土地で色んな駅舎を目にしてきたが、十鉄の三沢駅はトップクラスの奇怪さ。なんでこんな構造、デザインになってしまったのか、元はどういう構造だったのか、色々と想像を絶するものがある。どこかに歴史解説はないかしらん。

まぁそんなこんなで充実した良い旅行でした。マトモな旅行記はそのうちあっちのブログで。