フライイング・ペガサスのベース車は…

フライング・ペガサスだった。
というわけで昨日の続きで「電撃!!ストラダ5」の劇中車、フライイング・ペガサスの話。なお、字幕でバッチリ「フライング・ペガサス」だったのでそれに準拠してましたが、やはりというか「フライング・ペガサス」で正しいそうです。以下「ペガサス」と略。
さて、ザックリとググってみると、「ホンダS800がベース」という記述に行き当たった。しかし「えー、原形留めてないやん。ボディ総とっかえだったの?」とどうにも納得がいかない。そこでさらに調べてみると、カロッツェリア渡辺(カロッツェリアワタナベ表記もあり)という、小さな自動車メーカーの車であることがわかりました。
メーカーとはいったけれど、エンジンやシャシは大メーカーの車のそれを流用し、ボディのみを独自に製作して組み合わせるという、ちょっと手間をかけてる改造車メーカーというか工房というか、ええと、まあ、カロッツェリアですな。これはさすがに守備範囲外だったわ。
 
で、「ホンダスポーツ ミニカー&モデルカーミュージアム」というサイトの番外編の解説によると以下のとおり。

S600クーペのモディファイ版です。自動車工房 カロッツェリア渡辺が作ったカスタムカー「グリフォン」です。実車は2台作られ、モービル石油のCMで使われた際、「フライング ペガサス号」となり、テレビのヒーロー物「電撃 ストラダ5」の主人公が乗っていました。

というわけで、本来は「グリフォン」、モービル石油のCM車両として「フライング・ペガサス」(エンブレムに由来してるんでしょうな、普通に考えて)、そしてそのモービル石油がタイアップした番組「電撃!!ストラダ5」にもその名前のまま登場した……ということのようです。
ほかに、まずペガサスが初めからモービル石油のキャラクターとして作られて、追ってグリフォンが作られて、でもそのグリフォンがスポーツカーショーには間に合わなくてペガサスが代役で展示されて……てな感じの記事もあったのですが、これ以上突っ込んで調べるのも面倒なのでパス。



ヒーローもので「電撃」で、「ペガサス」だ、いや「グリフォン」だというとハートに火が付いて燃え上がりそうになりますが、今回は「電撃!!ストラダ5」の話でした。
……蛇足失礼、見て見ぬふりなんてできないネタだったもので。