タイアップと腐女子センス

♪ひとりじゃいつでも待ってた奇跡
♪君となら起こせるって気付いた
ケータイ捜査官7」のオープニングは「高校生を主人公にしたバディもののテーマソング」としてなかなか秀逸だなと聞くたびに思う。
ただ一方、タイアップには毎度のことだが、「島谷ひとみの『WAKE YOU UP』」として売るときのためにだろう「聞きようによってはラブソング」にもなっている。
この、「バディもののテーマソング」と「ラブソング」の境界の曖昧さ……、すなわち「友情」と「愛情」とが容易に変換できる微妙な言いまわしは、実になんとも腐女子心をくすぐるなぁと今さらながら思う。なまじ一般向けを志向したがために、一般的でない嗜好に沿うものになってしまっている、その可笑しさよ。
まぁ、過去の友情テーマのアニソンを振り返ると、タイアップ抜きであるにもかかわらず、
♪息もふれあうほど親友 親友
という、「最初からホモネタ狙いだろ!?」と疑いたくなるようなフレーズもあったのだが。
>「メカニカル・ダンシングファイト」(「ゴールドライタン」エンディング)