トライドロンはミニ四駆？

出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
発売日: 2014/10/18
メディア: おもちゃ＆ホビー
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『仮面ライダードライブ』の重点商品であるにもかかわらず、昨秋から既に３割引が当たり前、クリスマス商戦で需要が伸びたか一時値上がりしたものの、最近は半額で落ち着いている「三段変形 DXトライドロン」。個人的には『ドライブ』もそれなりに楽しんで観てるけど、ビジネス的にはいよいよ『仮面ライダー』タイトルも後が無いんじゃないかと心配される状況だ。まぁ東映もそれはわかっていて、だから映画やＶシネで宇宙刑事とかキカイダーを掘り返しているんだろうけど。

それはさておきトライドロン、ギミックの都合もあってこの玩具、劇中とはまるでプロポーションが違う。
よくよく見て思ったんだが デザインの意図は本来「でっけぇミニ四駆」なのでは？
左側のみだがフロントタイヤが露出、そのためフロントウイング状に見えるフェンダー前縁、キャノピーに覆われた単座の運転席、尖ったボンネット、動力源は運転席の後ろに配置……。その観点からすると、トランク上の無意味な（変型すると使うけど）タイヤは、ミニ四駆のガイドローラーを縦にしたものとも思えます。それらエッセンスを実車改造に落とし込んだら、何というかマァ、劇中のアレになったという。

デザインの意図といえば、劇中のアレでは余計なもっさり感しかないハイルーフが何なのかもバンダイ版をいじってみると理解できます（ヨドバシやザラスには試しにいじれるものが置いてある）。タイプワイルドの肩のタイヤが引っ掛からないようにするためのスペースなんですね、あの屋根。ただ一方、どうやらタイプテクニックは収まらないようで、やることがいちいち中途半端だな。

そんなこんなでDXトライドロンへの興味がわいてきました。つっても今日明日に必要なものでなし、3000円以下にまで下がるのは確実だから（店によっては放映中に2000円もありそう）もうちょっと様子を見て購入を検討しよう。