最近観たTV番組

 
SHIROBAKO
サブタイが「好きな雲って何ですか?」で美術さんの話というから成田亨ネタがあるかと思ったらそんなことはなかった。

入道雲の形を借りて、戦雲を描きます。戦雲と云う雲はありませんが何とかそう云う雲を描こうとするのです。戦い終った雲は夕焼け雲ではなく哀愁雲なのです。
http://kazukij.tumblr.com/post/173863414

現状で孫引きしかできないが、これは元は『模型情報』誌の連載で書かれていた話(もしくは「模型情報誌での連載でもこの考えを書いていた」)。

劇中劇の『ガールズ&イェーガー』もとい『第三飛行少女隊』に登場する戦闘機、クフィルとビゲンとファントムは一瞬でも見分けられたが、他2機はトーネードジャギュアに見間違えた。可変翼機トーネードでなくSu-23(27)フロッガー、肩翼機はジャギュアでなく三菱F-1か。アメリカ(ファントム)、スウェーデンビゲン)、イスラエル(クフィル)、ソ連フロッガー)そして日本という具合に製造国をばらけさせたんだな。カナードデルタ翼機が2機あって紛らわしいが(プロポーションでひと目でわかるけどね)、それも製造国をばらけさせることを優先したためだろう。……だったらクフィルでなくフランスのミラージュでいいやん、とかメンドクサイことは言わない。
 
アイドルマスター シンデレラガールズ
既にファンがマッスとして存在するタイトルながらも『艦これ』アニメとは対照的に普通のアニメに仕上がっていた。でもそれで既存のファンから「蘭子が出てこない!」とか「俺のPはあんなキャラじゃない!」みたいな不満が出てるわけでもないようで、これでいいんだよな。……ガマンして『艦これ』に付き合わなくていいやって気になってきた(笑)。
閑話休題。元のゲームではプレーヤーズキャラクターであるプロデューサーが朴訥というか、ぶっちゃけ何もしない・できないキャラなのがちょっと面白い。ヒロインを立てつつ狂言回しの役目をよく果たしていた。
 
ジョジョの奇妙な冒険
相変わらず「原作に忠実」で、原作どおりの変ちくりんなバギーを出してしまっていた。荒木飛呂彦ってメカにはまるで興味が無くて、もう基本構造のレベルでデタラメなんだから(エンジンやリアサスを一切オミットしてもなお後席プラス荷台のスペースなんてない)、構わずに変更しちまえってのよ。

マァ、既に成立している市場に投入する商品だから何もかも「原作に忠実」なのがいい、という判断だろうけど、私はそういう考え無しが嫌いだ(商品としての是非を言えば是とするが、作品としてはNOってこと)。

ちなみにOVA版ではちゃんとトラックに変更されてました。以下は北久保弘之監督による理由説明。

(OVA「ジョジョ」のンドゥール編、原作ではサンドバギーだった車をトラックに変更したのは何故でしょうか。私は単に「バギーには後席が無いから」だと思っていたのですが、例えばDIO編のロードローラーからタンクローリーへの変更のような理由もあるのでしょうか。)

後部座席が無いのと同時に、スピードワゴン財団の人達が届けてくれた「旅に必要な食糧、着替え、医薬品などを搭載するスペースがサンドバギーには無い」からです。
http://ask.fm/LawofGreen/answer/124243639247

 
DOG DAYS''』
なんで第3期とか始まったんだろう? 『なのはVivid』のウォーミングアップ? 1期2期はなんだかんだで全話観たけどこれはさすがにもういいやという感じ。話の中心を戦興行でなくしたのは仕方がないとしても、舞台を変えたあおりでなじみのあるキャラクターたちの出番が減ってしまい、旧シリーズのファンも戸惑っていそうだ。ていうかありがち過ぎる異世界ファンタジーだなぁ。あ、でも勇者服の七海はやっぱり可愛いかったです。Figma化希望。