『Gのレコンギスタ』#15

「強いられているんだ!」
って台詞はあんなに有名なのに、今回のトワサンガの描写にファーデーンを連想したのはどうやら私だけの模様。いやほら、華やいだイメージだったのに実際行ってみるとショボいムードだったりとか。

内戦状態なのもファーデーン的で、となればメガファウナもいずれかの勢力に与するという展開になるのでしょうが、それにしたってベルリの「ドレット艦隊と連合するんですか!?」はあまりにも唐突過ぎて意味不明でした(え? あれ? 今戦ってる相手って誰だっけ?)

まぁ、帰る場所はメガファウナだと言いながら一方でアメリア軍には入らないとも言うベルリとか、捕虜の立場なのに妙にユルいリンゴ少尉とか、所属はそれぞれそのまま「大同団結」というのがこの作品のテーマかもしれません。となるとホントにドレット艦隊と組むこともあるのかも? いやまあ、大同団結で何をするのかが不明瞭なんですけどね。

独断専行で前進し過ぎは天才クリムには毎度のことですが、今回はとうとうそれで大失敗、哀れ囚われの身に。しかし次回予告では普通に歩き回っていたから、きっとその程度のことなんでしょう。

ノレドはラライヤのお世話役から解放されて、さてどうなるかと思ったら子離れできない母親的な立ち位置になってしまいました。「まだ全部、色塗り終わってないんだぞ?」も別に塗装にこだわってるわけでなくて、何とか出撃を止めたかったんだろうなぁ。

YG-111(Gセルフ)は、そらまあ操縦できるパイロットがラライヤだけなんだから正式採用されるわけがない(笑)。「ラライヤが地球人に寝返ったのか!?」「殺人鬼になったのか!?」あたりの台詞からもラライヤ専用と認識されていたと推察されますが、次回で姉弟に加えてラライヤもGセルフを操縦できる謎が解ける?

アリンカト(アリカント)は「金の鉱脈に餌を求める妖怪」と劇中で言及。となるとカットシーケットシー)とかエルフとかも意味が分かってそう名付けられている? それともトワサンガに限ってそういう伝承が残っているのか。