表紙に釣られて今月号を買った人に捧げる一言。
そんなこんなで表紙は「NEW GAME!」。
「ひだまりスケッチ」「GA」「Aチャンネル」そして「キルミーベイベー」以外の作品で表紙になったのは2012年7月号の「はるみねーしょん」以来。しかしあれは「キルミー」とのコラボレーションなればこその表紙ですし、「NEW GAME!」の今回の大抜擢は異例といえます。
ただ、話題のキャラを前面に出して新規読者の獲得に出るという戦略はよくわかるけど、いつもは洒落たデザインの表紙だから主人公がバストショットでドーン！ というのは何だか気恥ずかしい。
- 作者: 得能正太郎
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2014/02/27
- メディア: コミック
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「NEW GAME!」
そして巻頭カラー。いよいよ明日はマスターアップ！ でも重大なバグを見つけて徹夜で修正!! という騒動に。ただ、栄養ドリンクをめぐる話に終始してしまって、徹夜仕事の追い詰められたムードやマスターアップを果たした達成感が描かれておらず、大きな節目のはずが今ひとつ盛り上がりに欠けた感じ。とはいえねねっちはレギュラーから脱落かな？ 次回からは新作の企画書を書く話とかが始まるんだろうか。
「キルミーベイベー」
「記憶力」のお題で、「キルミー」の基本に立ち返ったような回だった。
「ひだまりスケッチ」
おお、そういえば今月号は休載が無いな。
５人でわいわい卓球をする話。フェス太さんはなんというか居場所に困ってる（作者が「どこに置いたらいいか迷っている」）感じがするなぁ。なまじ頭の回転が速いから狂言回しのポジションに落ち着いちゃってる。
「Ａチャンネル」
「ビルドファイターズトライ」にギャン子が登場したのを記念して、ユタカがサザキ兄のコスプレ……と思ったが見比べたらあんまり似てなかった。サザキ君あの前髪だけど眉が隠れる長さなんだな。
前回に引き続いてトオルとナギの仲が良いのが嬉しいなーと思ったら、トオルはやっぱりるんちゃんラブなのね。最後の４コマでふくれてるトオルが可愛い。
「カスタムメイド」
センターカラーで連載開始。３話連続ゲストから間を空けずに始まったので新連載という感じはしないが、一応は第１話なので基本設定の再確認から始まっている。しかし扉絵の２人は同世代には見えんよな。一コマ目の「こう見えても高校生」をあえて小さく書いているし、作者も意図してお嬢様をロリっぽく描いているのだろう。
本編、導入はマサキの一夜漬けの弊害だったが、本題は眼帯に対するお嬢様の厨二病的な憧れだった。正直これよくわからんのよね。
「ＧＡ」
せっかく載っているのに上級生回でガックリ。面白いつまらないの評価以前に「この連中必要なのか？」で思考が止まってしまう。4コマフォーマットの月に8ページしかない連載で何故に２つも主人公集団があるの？ ということ。このところ出てこなかった（出ても脇役だった）から安心してたのになー。
「まちカドまぞく」
いよいよアホの子の度合いが増してきたシャミ子。すっかり丸め込まれてしまって、向こう10カ月は桃との対決はないのかな。
本編読んでから扉絵を見ると、ピクニックらしからぬアイテムが紛れている謎が明らかになる(笑)。こういうところの芸が細かい。
「社会人から始める異次元ライフ」
センターカラーで連続ゲスト第１回。PIXIVとか見てると、金髪エルフ耳というのは作者の好みの真ん中な気がする。異世界に行ったきりだとわざわざタイトルに入れた「社会人から」に意味が無くなるけどどうするんだろう。
「ばーどすとらいく！」
せっかが新たにレギュラーに加わったところで、レギュラー総出演の料理勝負回。ポップコーンにカレーをかけて食うという「OH!MYコンブ」並の料理（料理？）のインパクトが強過ぎて意外な展開とかオチとかがかすんでしまった。魚の姿煮…の口からイカ…の手にはエビという食物連鎖弁当（弁当？）も凄いが。
「たびだより」
センターカラーで新連載。「セカイ魔王」の後釜として異世界ファンタジー？ どこかで見たような、というかありがちな設定と展開ですが、サブヒロイン（主人公も女の子だよね？）とのコンビネーションで面白味が出てくるかも。
「フレラジ☆」
なんかすっかり山吹さんが主役なんですが。悪かないけど学園の設定とか、この娘一人にいろいろ設定を詰め込みすぎな気が……。どうもこのまま終わりそうな気配だけど、どう決着を付けるのだろう？
