ウルトラマグナスの変遷#2

元祖ウルトラマグナス(玩具版)のリメイクというべきトランスフォーマー……。それは、『超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説』版ウルトラマグナス

しかし、ざっとググるとマイ伝版は「この人は一番ウルマグっぽくないウルマグだと思う」とか「マイクロン伝説版はウルトラマグナスを名乗らずともオーバーロードでもよかったのでは」とか書かれている。
http://straighttoys.blog.fc2.com/blog-entry-353.html
http://tfbaka.de-blog.jp/1dai/2007/10/post_9114.html
まぁアニメでは登場即合体でコンボイのオプション武装扱いだったし、レギュラーシリーズの玩具は色が真っ赤だし、ウルトラマグナスらしくないといえばそのとおりなのですが……。

こんなリカラー版があったのでした(トイズドリームプロジェクト版「ウルトラマグナス&スペースマイクロン」、昨年長野県で購入)。このトレーラー&トラクターのビークルモードから…。

ラクター部単体でロボットに変型。さらにトレーラー部も変形して…。

ラクター部が頭部として合体。というわけで変型・合体パターンに注目すれば、実はこれが最も元祖ウルトラマグナスらしいウルトラマグナスなのでした。それと、これがおそらくアニメイテッド版ウルトラマグナスの元ネタですね。小型ロボ(マグナス)から装甲車のビークルモードが、コンボイと合体した状態から「肩越しに四角いキャノン」というシルエットが受け継がれている。

なお、ビークルモードは公式には「シャトルキャリア」。もちろん現実にはこんなキャリアはなく(ペイロードよりも自重のほうが重そうだよねこのデザイン)、スペースシャトルにトランスフォームするジェットファイヤーを載せて遊べるのでそう称しているようです。

私はジェットファイヤーを持っていないので代理にシルバーボルトを載せてみた。言うまでもなく元祖ウルトラマグナスの再現です。

元祖のほうだとスケールというかサイズ感があまりに不自然なんですが、こちらの組み合わせだとトラクターが妙に小さいことが幸いし、何となく同スケールっぽく見えます。

なお、シルバーボルトは2008年のユニバース版(USAエディションと名乗りつつ日本限定カラーという意味不明シリーズ)。一見シンプルなのに実はコンコルド×B2スピリット×YB-70バルキリーのキメラというカオスなビークルモードが気に入っています。