「ペーパービュー」って…

何の因果かこのところ教育政策の動向を追っている。そんな中で謎の言葉に出くわした。
http://portal.niad.ac.jp/ptrt/
「大学ポートレート(仮称)準備委員会」、その第5回および第3回の配布資料。

情報の公表に当たっては、諸外国における公表の形式も参考としつつ、画一的なランキングにならないよう、数値のみの表示ではなく、文字情報との組み合わせによる工夫や、図やグラフの活用等が必要ではないか。また、リスト化を避けて、ペーパービュー形式で表示するなどの工夫も考えられるのではないか。

なんだ「ペーパービュー形式」って? 収入を得るためでなくアクセス制限を目的として「pay per view」 方式にする…わけじゃないよな。リスト化を避けて、というからたぶん「紙出力的なレイアウトでの表示」のつもりなんだろうけど、そんな言葉無いっての。

これってひょっとして、「ペーパービュー」という言葉を知ったときに「paper view」だと勘違いして「紙出力的なレイアウトでの表示」だと思い込み、その意味で使ってしまったのでは?

議事資料ということはこれを叩き台にして会議で話し合ったんだよねえ。第3回と第5回の二度出てくるから、資料作成担当者だけが勘違いしているわけでなく、どうも誰一人指摘しなかったらしい。皆そろって教育関係者だろうに……。