ガンダムビルドファイターズ#22「名人VS名人」

F91の質量のある残像vsエクシアトランザム。見応えはあったけれど、これでまた「月光蝶で無敵じゃね?」「量子化なら月光蝶も避けられるし攻められるだろ」「ていうかなんでストライク系はPS装甲でないんだ!?」という疑問がふつふつと。

ていうかそもそも「質量のある残像」って鉄仮面が勝手に言ってただけ、まして剥離した塗料云々なんて説明は『F91』劇中では全く描かれていなかった(『Zガンダム』のバイオセンサー→2007年3月22付 と同様、「不思議なことが起きました」とも捉えていい演出)のに、こうして「公式設定」として定着しちゃうのはなんだかなーという感じ。一方で、競技であるはずのガンプラバトルのほうにはカッチリとしたレギュレーションを……と思うんだけどねえ。

閑話休題、レナート兄弟がサラッと触れていた二代目メイジンの性格が明らかに。初代がバトルなんて無かった時代にガンプラで名を上げた川口克己であるなら、二代目のバトルでの勝利偏重には違和感を覚えるのですが、「ガンプラバトルが世界的に広まりつつある時代にあって、まず競技としての普及を企んだ」のであろうと捉えればいいか。ただ、メイジンの地位の重要性や三代目が目指しているものはマァわかるのですが、それにしたってユウキ・タツヤの名前と過去と充実した高校生生活と、資産家であるユウキ家の跡取りの座と、巨乳で眼鏡で天然のメイドさんを捨ててまで継ぐほどのものなのかという気がする。特にメイドさん

とうとうヤムチャ役になったマオはあれだな、大火力型のX魔王ではスピード重視型のF91イマジンは捉えられなかったと解釈しよう。エクシアアメイジングは……ダークマターをベースに色替え+追加パーツランナー1枚でプレミアムバンダイ限定、だろうか?

HGBF 1/144 ガンダムエクシアダークマター (ガンダムビルドファイターズ)

HGBF 1/144 ガンダムエクシアダークマター (ガンダムビルドファイターズ)

どうも「アメイジング」三代に統一性が無くて困惑するのだが、「ユウキ・タツヤとして!」から「紅蓮をまとえ!」で紅の彗星に戻るという含みは面白かった。

次回予告には故人(のそっくりさん)たちのカップルが出てきてお騒がせですが、残り話数的に最後の番外編でしょうし、ここでオリジナルモビルスーツ選手権の優勝MS3体が登場するんでしょう。