ガンダムビルドファイターズ#20「裏切りのアイラ」

サブタイトルに反して裏切ってないアイラ。あえて言うならバルトの期待を裏切ったか。しかし、次回はセイ&レイジvsアイラ戦〜決着として、この調子であと5話(6話?)で終わるのか心配になってきた。アバンタイトルで登場したエクシアはメイジンのガンプラになるとして(だとするとアメイジングケンプファーが哀れだがまぁビルドガンダムMk.IIよりはマシ)、オリジナルモビルスーツ選手権の優勝MS3体が未登場だし、ミスサザビーや、出てこないならこないで言い訳は立つが後半オープニングのシルエットのマスターガンダムF91、パーフェクトガンダムの扱いがどうなるのかも気になるところ。
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ストーリーのほうも、プラフスキー粒子の件は謎解きが進むどころかセイパパの過去まで絡んでますます面倒くさくなったし、一方でアイラの過去はどうやらアリアンとは無関係らしく、レイジやマシタ会長の件とまとめて解決とはいかなくなった。いやどうすんだこれ? ホントに3月に終わるのか?
アニメ終了後の4月に「ビルドファイターズ」タイトルの新製品・クロスボーンガンダム改(仮)の発売が予定されており、何らかの形で4月以降もシリーズは継続するようだけど、それはそれとしてアニメは完結するだろうしなぁ。

本編。キュベレイパピヨンのこれまでの「気が付くと敵が倒されている」攻撃は、バトルロワイヤルの回を経て今回とうとうクリアファンネルと明言された。

HGBF 1/144 キュベレイパピヨン (ガンダムビルドファイターズ)

HGBF 1/144 キュベレイパピヨン (ガンダムビルドファイターズ)

だったらキットにもクリア成型のファンネルを付けてよねと思わなくもないがそれはともかく。なんとなく常人離れしていたアイラについてもエンボディ=強化人間と明言。なんかマジで「俺のことがわからないのか!」「黙れっお前は敵だ!」パターンとか、セイパパの介入で非人道的な研究が暴かれる展開とかがありそうな気がしてきた。

そのアイラの対戦相手のフェリーニ、「自爆ショー」は自機がウイングガンダムである以上当然の選択だから、それを強引に止めるキララの説得は、良いシーンのはずなのにむしろ空気読めてない感があったな(笑)。

お笑い担当は前回の激闘を経てマブダチになったニルス、そしてセイ。「二度もぶった!」あたりの作画がちゃんと安彦風になっているのが可笑しくてたまらなかった。この先、このときの催眠術がきっかけになってレイジの記憶もよみがえっていた、みたいな展開になるのかな。