最近見たTV番組

あー、今期はもこっちとぽってさえ可愛ければあとはいいやー。
 
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
「純愛系は最近マンネリ気味だと思ってたけど」って普段どんなゲームをしてるんだ高1女子。クマが無くなったのは本当にエア恋愛でエアS○Xの効果だったのか? 特に理由付けは無かったよね。それと、1話で「久しぶりに長時間鏡を見たからゲシュタルト崩壊を起こした」と言ってたくせにコンパクトを持っているのも気になった。面白いからいいけど「そこは気にするな」って部分が多いよなぁこのアニメ。
ラスト、「誰かと一緒に同じものを見て、楽しい時をすごしたかったんだ……!」から一転して酷いオチ、だけでも相当なものだが、そこからさらに♪君がいた夏は遠い夢の中ー で腹抱えて転げ回ってしまった。そして打ち上げ花火の、実に見事に無駄な美しさよ! 「お前ら花火のほう見ろよ!」的な意味でストーリー上でもその無駄さ加減にちゃんと意味がある。
それにしても、以前の似顔絵の話とか今回の「今となりにかわいい女子高生座ってる」とか、もこっち自身は真相を知らないわけで、本人の心の中では実は結構幸せなのかもしれない。
 
たまゆら〜もあぐれっしぶ〜
そしてこちらも花火大会。舞台がぽってのもう一つの故郷、汐入だったのでTVK放映分も録画したが(基本はMX)これといって関連するCMなどはなく。
前回に続き、記憶の片隅にいる父と「再会」する話だった。いや、前回は知らない父との「出会い」で今回は再会か。形見のカメラで普段は撮る側のぽってが、今回は「撮られる」ことで記憶を呼び覚まされるという関係性が美しい。もちろん浴衣姿でしゃがんで線香花火を垂らしたぽっても美しい。欲を言えば、かつて父に撮られたぽっての写真をCパートにでも差し挟んで欲しかったところ。
ただ昔を懐かしんで思い出に浸るだけでなく、その裏面に「もしも思い出が止まらなくなったら、どんな気持ちになっちゃうか不安だったから」という影を抱えていたり、口に出さずにずっとそれを気遣っていたちひろちゃんが最後に感極まって泣き出すあたりもいいなあ。
かなえ先輩が前回今回と出番がなかったのは「これからできる新しい思い出」の代表という位置付けだからだろうか? 次回の竹原の花火での活躍に期待。
 
聖闘士星矢Ω
>>姉上おこなの?
>激おこぷんぷん丸
…すまん、一度使ってみたかっただけ。つか、普通に使ってる人って実在するのかこれ?
 
ドキドキ!プリキュア
「ビックリ!!シャルルにんげん」、などと1時間前の番組を引き合いに出すまでもなく、普段は動物だったり妖精だったりするキャラが人間に変身するエピソードといえば「常識知らずで話が伝わらず、予想外の行動で周囲をあたふたさせる」という展開がお決まりですが、シャルルは恐ろしくできる子だった。マナとは確かに姉妹みたいで微笑ましい。
また、お使いや人助けで大失敗して落ち込む、なんて展開だったら少々後味が悪くなっていたところだけど、直接の失敗は「闇の鼓動を察知できなかったこと」で、反省材料は「ダビィの話をちゃんと聞かなかったこと」というのもなかなか巧いところを突いている。
それにしても、会長の承認印を押したり部活の助っ人に行ったりとかはマナでなければ出来ないとして、書類を綴じるとか第二中におつかいに行くとか、そこらへんは元々誰でもできる仕事だろうに他の生徒は何をしているんだろう?(禁句)
 
宇宙戦艦ヤマト2199
終始ひたすらドンパチ続きで、旧作で印象深いドリルミサイルとか、艦底に貼り付いての自爆とかもきっちりやってくれて実に濃密な30分だった。それにしても、ドメルも部下達もここで全滅させるのは惜しい奴らばかりだな。

ドリルミサイル(削岩弾)をすぐに爆発させなかったのは潜入作戦の時間稼ぎという理由付けがあるし、ドリルを逆に回転させればネジの要領で抜けるというのももっともなのだが、そのまま敵艦まで飛んでいく勢いなのはちょっとどうかと思うぞ(苦笑)。その見込み違いがイオン乱流以上にドメルの直接的な敗因になってるし。

そうそう、ドメルによる続けざまのビックリドッキリ攻撃ですが、「物質転送装置があるならヤマトの座標に合わせて爆弾だけ送り込めばいいのでは?」というツッコミは禁止でしょうか。

森雪はユリーシャそっくり、という設定がこんな形で使われるとは。これで本当にただソックリなだけだったら潜入部隊はマヌケどころでないし、さすがに何か出生の秘密があるんだよねぇ?

保安部が出てきたのは正直ビックリ。伊東は直属の部下さえ全て掌握できていないまま反乱を起こしたのか……。監禁されていた反乱分子は、被弾した際にみな死亡or宇宙に吸い出されて行方不明なのかな。星名は生死不明という扱いで、マァ生きているんだろうけどストーリーの本筋に関わるキャラではないからちょっと反応に困る。