「超速変形ジャイロゼッター」#12
１クールも終わりという段になって、やーっと並のロボットアニメになった。なんかもう手遅れじゃないかという気がするよ。
ライバードの変形プロセスが一新されたのは販促だと高松総監督はぶっちゃけてたけど、そうじゃなくてさ、変形ロボが主役であり敵役なんだからそこを見せ場にしなきゃおかしいでしょ。ＴＦは伝統的に変形プロセス自体を見せ場にしてないし、プロセスはウソだらけで玩具とも違っているけど、それでもメカニカルな面白さを毎回きちんと見せてるじゃないの。
ドラグノスにクラーケンと、ハッタリのきいたデカブツの敵が出てきて見応えが増したけど、これだって並のロボットアニメなら２話か３話で出てくるようなもんだよねえ。
敵組織の背景、目的も前回今回でバタバタと明らかに。これだって並のロボットアニメなら以下同文。いや、第１話でやることだろ。敵ボスのおっさんが世界地図を背後に立って、「フハハハハ！世界のエネルギー産業はワシが独占するのじゃー!! だがそれには……、ええい忌々しいメビウスエンジンめ！！ トーマ！ ハルカ！ アルカディアへ行ってメビウスエンジンを奪うのじゃーっ!!」で、１分たらずで説明終わり。大した設定でもないのに、なんでここまで勿体つけてたんだか。
ともあれ次回以降に興味をつなぐことができた。当面は視聴継続。
「ダンボール戦機W」#46
オープニングでは早くもイカロスがお払い箱(泣)。パラダイス攻略の前哨戦でバタバタと主人公機になって、結局パラダイス攻略戦だけが見せ場だったから印象薄いなぁ。Σオービスで１体とするなら、あれより出番は多かったけど……。
AX-00を受け取るシーンを回想したときには「ひょっとして総集編？」かと思ったがそんなことは無かった。まぁ無印時代の設定の再確認にずいぶん時間を割いたけど。今となっては懐かしいな海道先生。
「めだかボックス アブノーマル」#11
「アブノーマル ジ・エンド（完成）」で幕。残り１話はアニメオリジナルのエピローグか、でなけりゃマイナス編の導入をやるかと思っていたんですが……そうか、「グッドルーザー球磨川」ときたか。アニメ版しか知らない人はポカーンじゃなかろうか。
それにしても「グッドルーザー球磨川」の後が「アンリミテッド兵部京介」ってのは偶然にしても出来過ぎだ。
「武装神姫」#12
良い最終回でした。シリアス基調はちょっと息苦しい感じもしたし、お定まりの展開ではあるけれど、あそこで「その名前で呼ぶな…。そう呼んでいいのは…マスターだけ！」のお約束の台詞は燃える燃える。そのうえ友情の合体武装ですよ！ アクションも派手派手で、間違いなく今いちばん熱いバトルアニメでした。
「最後くらいカッコいいところ見せろよマスター」とか、「最後の最後に登場した大悪党にして大変態がこれで終わりかよ」とかはやはり気になりますが、それはあくまで「神姫たちの物語」だった、ということなのでしょう。隣に住んでるはずのポッチィタマミィのマスターも最後まで出てこなかったし。
ところでエンドカードのマスターが「アルトアイネス・ボイスパーツ」。はて、ボイスパーツとは一体？
