「EXILE一族inシュガーレス」 ドラマ版はまだ一度も観ていないけど、このグラビアはまぁカッコよく撮れているのではないでしょうか。先日のデジタルハリウッドでの公開講座で、「女性読者を意識してではなく、あくまで少年誌として巻頭を男性のグラビアで飾ることもある」と沢編集長がおっしゃってましたが、これならメインの対象読者にもウケるでしょう。
ただしシャケ、テメーはダメだ。
マリモのアフロヘアはリアルでやるとかっこ悪くなりそうだから仕方ないと思うが、シャケのロングヘアはウィッグ被ってでもちゃんと元キャラ再現しろよ。
「シュガーレス」 ゲストキャラ側の内輪もめを描く一方、いきなりのボス登場でヒキ。修学旅行編はどれくらいの長さでやるつもりか読めないから、どう展開するかも読めないな。
「ＴＶドラマシュガーレス撮影現場レポート」 やっぱりというかＮＪ先生が執筆。……って、インタビューの内容は結局記事になってないのか!?
「クローバー」 一件落着というか、次はトリケラとのいざこざなんだろうか。エリナはウザかわいい…か？ まだウザさのほうが勝っているような。
「いきいきごんぼ」 「コノヤロー！家まで見送ってやる!!」が完全にストーカーの論理だった。次号、第12回にして巻頭カラー。予告では「暴挙」と煽っているけど、本当に人気があるんだろうね。
「侵略！イカ娘」 ステージ上であがってしまう人に「観衆のことは野菜だと思え」というアドバイスはよくあるが、豚さんかよ。豚頭人の集団の絵づらは普通にキモいが、そこでにっこり微笑む鮎美、そして最終ページの畳み掛ける流れが凄かった。
「囚人リク」 イカ娘に続いて豚さんマンガ。今回ほとんど出番はないけど。閑話休題、前々号での展開予想で「高木はレノマの人望の厚さに戸惑い、レノマもまた森田が処罰されていることに悩む、といったところか」と書いたが概ねそんな感じに。ていうか森田はもう脱獄計画に気付いているのか。レノマが懲罰房に行くとして、脱獄計画のほうはどうなるんだろう。そして豚さんの出産はどうなる？
「空が灰色だから」 「まかなかったジュン」ならぬ、引きこもりでなく自宅謹慎だったジュン（違います）。着せ替え人形が好きで裁縫が得意なら人形用のコスを自作してネットオークションや同人イベントで売ればいいのにと思う。
「バチバチBURST」 田上、まさか本当に鉄板を仕込むとは。鯉太郎が負ける展開はないわけで、これだと決着は「田上は改心するも廃業」しかないのでは。
「名探偵マーニー」 展開はちょっと目先が変わっていて目を引くし、怪物の正体やオチも面白いんだけど、「どうしてマーニーはあっさり捕まえられたのか」「どうしてマーニー以外には捕まえられなかったのか」が一切説明無しなのがちょっと……。この漫画は毎度そこらへんが惜しい。
「パンダのこ」 リニューアル第３話。便秘のエピソードや命名に悩む過程はサクッと流したか。同じ話のやり直しというのは、描くのも難しいだろうが読者として付き合うのも難しい(笑)。短期連載バージョンは単行本にはならないんだろうし、どれくらいの匙加減で前の話をやり直すのが適当なんだろうね。
「弱肉強食ガチ恋バトル」 「草食系男子」という言葉が広まる現代にあって、「男は総じてオスライオン（ラインになってるけど）」という認識がそもそもズレているというか何というか。ていうかこの「恋問答」って完全に女視点で、ある意味新鮮ではあるけれど、「男にとって都合のいいマンガ」でないと少年誌では受け入れられないのではなかろうか。
「ばどばどミント!!」 初回の感想に「お父さんは学校にはこれないわけで、話の中心に成り得ない人物をここまで厚めに描く必要はあるのだろうかと疑問」と書いたら、なんかもの凄く無理矢理お父さんの出番を作りにかかってきたよ!? キーワードである「メンタル」で当のヒロインが負けている展開も含め、短期連載なりにきっちり構成されているという印象。
