/機動戦士ガンダムAGE#48

「私は……何をやっているのだ!」
イゼルカント(日野晃博)の意志を受け、ヴェイガンの民(旧来のマーケット)を裏切って、味方(玩具・プラモの商品展開)をも犠牲にしてエデン(新世代マーケット)を目指したものの、何も得られなかったゼハート(山口晋)の心の叫びをきいた。
そしてそれをあざ笑う死者たち(我々)。
まぁ実状はイゼルカント=バンナムグループの偉い人、ゼハート=日野かもしれないけど。
このところの「ゴーバスターズ」を見ていてしみじみ思うのは、「不振なタイトルは不振なりにテコ入れするものだよなぁ」ということ。ガンダムAGEも30話あたりでイゼルカントもゼハートも退場して、新作の劇場公開に合わせて(ちょうど5月でした)ユニコーンがゲスト出演、くらいのことをやってもよかったんじゃなかろうか。
まぁ、テコ入れでビジネス的に成功したタイトルって記憶にないし、作品としてのクオリティは当然下がるんですが、それよりはシリーズを存続させるほうがいい。続けさえすれば「ゲキレンジャー」の後に「ゴーオンジャー」があり、「響鬼」の後に「カb ……の後に「電王」という大ヒット作も生まれる。「ガンダムAGE」の関係者には危機感が足りなかったんじゃないですかね。