週刊少年チャンピオン#40

バチバチBURST」 取り組みの流れだけをいうなら「前にも同じようなのを見た」感じもするのですが、それでも十分に惹き付けてくれるのがさすが。
侵略!イカ娘 久々の新キャラ投入。「2回目はすごい怒られる…」むしろご褒美です、的なファンも中にはいるのではなかろうか。
演出の意図はわかるけど、あえて野暮なツッコミ。「熱中症で倒れた患者を帰してからクーラー点けるんですか白椙さん」。あれはまぁ、設定温度を変える操作なのだと思っておこう。
「囚人リク」 まぁ、脱獄本番となればそれこそ別れを告げる間はないわけで。ただ、マンガ的にはニーナナの連中がこのままレギュラーから外れるとも思えず、今後どう扱っていくのか気になる。
「パンダのこ」 新キャラの幼馴染に絡めて、前回は学校の様子が、今回は商店街の様子が描かれた。んー、それが悪いとは言わないけど、かえってツッコミどころが増えてしまう感じだ。パンダの赤ちゃんを拾って育てている……という基本設定が既にファンタジーなんだから、「パンダの生態だけはリアルに描くけどあとは生活感が全くないファンタジー」で良いと思うんだが。
それと、「登るだけ登ったら今度は降りられなくなってそのまま力尽きる」というスキルは子猫も持っているような気がする。
「鬼さんコチラ」 第2話で一気にここまで話を進めるか! 普通に楽しみになってきた……けれど、これはこれで5、6話目で息切れを起こしそうで心配。
「クローバー」 エリナがあまりにもアホの子過ぎて、一周回って可愛いと思えてきた。
シュガーレス 中学時代の回想が入っても、「昔から全然変わってないじゃねーか!」としか言いようがないのがさすがガクだ。
名探偵マーニー そういや一時期、写真集的な仕立てのラブドールの専門誌があったけど、今どうしているんだろう。廃墟(廃止になったロープウェイの駅とか)に持ち込んで撮った写真が載っていた号があって、それで私のアンテナに引っ掛かったけど、以後見ていないなぁ。
閑話休題。結果から見れば、「私の交友関係ではないみたいなんですが……」がさりげにヒドイ。謎解きを成立させるための都合なんだろうけど、うまいこと依頼人の性格の掘り下げになっています。
「ガキ教室」 んー、前号のヒキで予想していた過去話、だけど……。両親の離婚って学校に隠せる話でないんだから、関係者はそれが引きこもりの原因だと一発でわかるよね。母親の口から離婚の話が出てこないというのも不自然な気がする。それとも、どこかでちゃんと触れていたけどミスリードがはかられていた?
「DAMNED」 なんだ視貫感染って。「邪眼」にイマ風の説明をつけたつもりなんだろうけど、そもそも目はパッシブセンサなんだから、ウィルスも、それ以外の無害な何かも出てこないよ。
http://d.hatena.ne.jp/UnKnown/20101027
ぶっちゃけた話、私はホラーが苦手なんだよね。いわゆる「不条理もの」とは別の次元で、「なんでそうなるのかわからない」話ばっかりで。理屈とか考えずに、悲鳴を上げて逃げまわる様を面白がればいいんだろうけど、その面白さが全然わかんない。
ていうか理屈がないほうがむしろマシで、この「視貫感染」みたいに屁にもならない理屈をつけられると「なんだそりゃ???」で、その先まったく評価のしようがない。