/機動戦士ガンダムAGE#12

グアバラン・ストラーは艦長どころでなく艦隊司令! 超偉い人じゃないですか。なんで「憲兵隊まがいの仕事」を強いられているんだ。自ら志願して、ならば一応理由になるけど「俺のガラじゃねぇ!」って言ってるし……。

さてその艦長、どうしてグルーデックより先にコロニー外の艦艇に着いているんだ? ていうか何故その出入りに気付かないんだディーヴァのクルー。相変わらずの「前回と話がつながってない」悪癖だ。

瞬間移動がまず問題だけど、そこで驚かないグルーデックたちもどうかと思うぞ。グル「さすが速いな」ラーガン「通信機は全て没収したはずなのに…」ウルフ「一筋縄ではいかないってことさ」みたいなやり取りが必要だったと思うんだけどなー。

さて我らが主人公フリットくん、いつの間にガンダムで発進してたんだ? ていうか何故その出入りに気付かないんだグアバラン艦隊のクルー……。いやホント、毎度毎度ここらへんが本当に無神経だ。

ラーガンのジェノアスの攻撃が、何の説明も無くUEに通用するようになりました。よく見ると新デザインのライフルを持っている。ちゃちゃっと調べてみると、プラモ関連の情報で存在がバレたジェノアスIIの武器っぽい。武器も第二世代編でのデビューだと思ってましたからサプライズといえばサプライズ?

今回唐突に言及された「Xラウンダー」。ダサダサなネーミングや平易過ぎる説明は子供向けとして許容できるレベルですが、そもそも何故ここで言及? デシルがガンダムで戦った際に言うべきでは? そこはスルーしたとしても、ゼダスと戦った際の「デシルの顔が見えた」というフリットの報告に対しては、グルーデックは「それは超感覚の成せる業かもしれん」と言うべきでした。

ていうか結局フリットまでXラウンダーとして覚醒するなら、そのデシル機との対決を「スパローでもやはり苦戦するが、死角から迫るゼダスに起死回生の反撃を加えて勝利」みたいな流れにすべきだよなぁ。

もうひとつ、割とどうでもいい細かい話。「レースでも時には不利なコースを走らなきゃならねえことがある」とウルフ。いやそれを言うなら「コース」じゃなくて「ライン」だろ……。モータースポーツに興味の無い人は気にしないだろうけど。