/年末年始に観たもの

紅白歌合戦
色々と世情に疎いもので、今さらベロの子がイコール「マルマルモリモリ」の子だと知る。
それよりユーミンですよ。ちょっと見ない間にすげぇ下手クソになってる(泣)。元から上手いという歌い手じゃなかったけど、なんかこう、普通に近い歌い方になった分、下手さが際立ってきたみたいな。演歌歌手みたいなルックスは、単に和服故の印象だろうから不問。
水樹サンが出てくるあたりは見てなかった。

NHKでやってたクイズ番組」
基本、難度が低いクイズだったけど「8枚のコインのなかに1枚重さの違う偽物がある。天秤で偽物がどれかを確定するには最低何回天秤を使う必要がある?」には引っかかったよ。解法を覚えておこう。
しかしそれより唸らされたのが「南に1km、東に1km、北に1km進んだら出発点に戻ってしまった。出発点はどこ?」の、2つ目の正解。「北極点」のほうはすぐわかったけれど、2つ目についてはそれがある可能性にさえ思い至らなかった。これには負けたという気分。

「相棒 元日スペシャル」
今年は面白かった。二転三転した挙げ句、最終的に「元々の事件ってなんだったっけ?」というほどの「犯人の真の目的」に行き着いちゃうのは「相棒」にはいつものことなんで気にしない。伏線はちゃんと張ってあったしね。

ただ、それにしても三島由紀夫というか柘植というかの吉田栄作テロリストに話が戻らなかったのはちょっと残念。

崇高な「憂国の志」から始まって、いったん「遊ぶ金欲しさ」に墜ちて、そこからちょっと持ち上がっても「国内の格差に対する問題意識」で止まってしまうのが、なかなかニヒルで興味深かった。「あれだけの大がかりな事件を起こしても何とかできるのは公園ひとつ、国(国民)を変えることはできない」という話なのね。

機動戦士ガンダムユニコーン#1〜3」
1話の印象は基本的には前とは変わらない。1話では伏せられていたヒロインの正体はミネバ様だった……って、貴種流離譚というだけで辟易するのに、それが主人公とヒロインの両方ってなぁ。まぁミネバ様のほうは流離譚でなく自らの意志による「お忍び」だけど、出生の秘密があるとそれだけで行動原理が決まるから、安直って印象になっちゃうんだよね。

ともあれ、普通の生活をしている人たちの視点で戦争を描いているのはいいね。チョーさんの声で「強いられているんだ!」を聞きたかった。

あとはあれだ、ガザC(D?)とかドライセンとかドラッツェとか、懐かしのMSたちが最新の作画で暴れるのを見ると、そこは燃える。