/機動戦士ガンダムAGE#2

さしものAGEビルダーも、銀座を古代の海に沈めた謎の老人が相手では何の武器も生み出せず、この老人は「狂った神」だと確信するんだな。

……とまぁ「魔界都市ハンター」を思い出したりしたんですが、平成版「ヤッターマン」のメカの素&ビックリドッキリメカの描写も確かあんな感じでした。

「蓄積した敵のデータに基づき、最も有効な兵器をインゴッドから削り出してものの数分で作り出す」という突拍子もない設定は許容したとしても、「前回の戦闘で十分なデータがあるなら予めつくっておけよ」とか、「いやガンダム関係なくね? そのドッズライフルがあれば連邦の量産MSでもUEに対抗できるんじゃね?」とか、そういうツッコミどころは無いようにして欲しかった。

キャラクターで最も見所があったのは、やはりグルーデック(偽)艦長。最初は、住民たちのコロニー脱出にディーヴァを使うためにムチャをしたかのように見せておいて、実は結構悪い奴? にも見えて、物語を推進する力が感じられました。

第二のヒロイン、ユリンについては、まず何よりも「『WORKING!!』って、そんなに人気があるアニメだったんだ」というのが意外でした。いや、個人的には今年の夏の再放送から見始めた作品なので、「山田」といえばただそれだけで誰のことか通じるほど認知されているんだなぁと。

閑話休題、ユリンはAGEシステムと同様、何か過去から受け継がれてきた対UEに有効なシステム(能力)のひとつ、といった位置付けなんでしょうか。そしてUEもまたそれと同根だとか?