サーチナ 8月26日(金)15時14分配信
25日付香港・明報によると、中国人民解放軍総参謀部所属の国産ステルス無人偵察機1機が8月23日、河北省刑台で墜落、炎上した。訓練のため北京の沙河空港の無人航空機基地から離陸後、刑台の森林に墜落、炎上したが、住民にけが人はなかった。当局が現場を封鎖し、夜間の内に現場から残骸を撤去した。
墜落したステルス機はハルピン航空工業集団と北京航空航天大学が共同で設計したBZK−005高空長距離無人偵察機で、巡航速度は毎時150〜180キロメートル、8000メートルの高度から偵察任務を行うことが出来る。2006年の珠海航空展に初めて模型の写真が登場し、最近ネット上で駐機中の写真が出回った。
ステルス戦闘機「殲20」を製造した成都航空機工業集団が研究開発した「翔龍」と中国版グローバルホーク(アメリカ空軍のRQ−4長距離無人偵察機)の座を競っている。
あるネットユーザーは友人から見せられた写真を参考に、キリモミ状態で頭から墜落したと語っている。
現場付近の住民によると、墜落現場はヤジ馬が近づけないよう制服姿の公安により封鎖され、翌朝には残骸は撤去されていたという。写真から、炎上している飛行機は「翔龍」との情報も流れた。(編集担当:中岡秀雄)
「巡航速度は毎時150〜180キロメートル、8000メートルの高度から偵察任務を行うことが出来る」……これってグローバルホークでなくプレデター相当だよね。中国当局が見栄で言っているのをそのまま引き写したのか、それとも他にグロホ相当の機体があって、それと混同しているのか。