怪奇大作戦#1

今日からチャンネルNECOで「怪奇大作戦」が始まった。ストーリーは全話知っているけれど、第1話を含めて半分くらいは未見なので楽しみにしている。
そしてその第1話なのだが……。
 
……うわぁ。



…………すげぇや。

予告怪盗とか壁抜けの科学トリック(苦笑)とか、途中までは「ヌルいなぁ」と思いながらダラッと観てたんですが、犯人を追い詰めてからが本番だった。

犯人は逃げ場を無くして、というか自ら箱の中に逃げ込んじゃうんですが、そこから語られる犯行の動機が痛々しくてもう。言ってしまえばただ単に、10年前に箱抜けのマジック(今で言うと「イリュージョン」)に失敗したマジシャンが再び世間の注目を浴びたくて、新しいタネを使って劇場型犯罪に走りましたってだけなんですが、それをマァねっぷり時間かけて描写するんだ。

面白いんだけど、面白いんだけど、一体どういう視聴者に見せたかったんだろうかこの作品……。「怪奇大作戦」本放送時の視聴率はこの第1話が最高だったという話ですが、いきなりこんな話を見せられたら、そらまぁ続けて見る気は無くすよな。