ファミリー劇場で1回2話放映の「秘密戦隊ゴレンジャー」、今日の前半は牛靴仮面登場回だった。ゴレンジャーの必殺武器「エンドボール」を盗み出し、その設計を解析して、ゴレンジャーハリケーンと同等の破壊力を持つ黒十字ハリケーンを放つ、というもの。
最後はマァ「俺はダメだなぁ……」のボヤきとともにゴレンジャーハリケーンの炎の中に消えていくわけですが、「ヒーローの必殺技をコピーした悪の必殺兵器」というのはなかなか燃える設定で、そういや戦隊シリーズには「悪の戦隊」って結構いたよなと思い出す。
「海賊戦隊ゴーカイジャー」の今回の敵役、バスコ・ダ・ガマっぽい名前の人は、追加戦士のレンジャーキーを使ってゴーカイジャーを追い詰めてきましたが、タイムファイヤーやアバレキラーはいいとして(笑)、いくら5人に含まれてない連中とはいえ主役戦隊を襲うというのは、絵面的にちょっとどうかと思ってしまう。演出的には、「しょせんレンジャーキーは道具でしかなく、いいも悪いも持ち主次第」というシビアさが伝わっては来るのだけれど。
ここはやっぱり、銀河戦隊ギンガマン、花のくノ一組、ゾクレンジャー、ネジレンジャー、エヴォレンジャー（これはよく知らない）に、ネオジェットマンあたりのレンジャーキーを使ったほうが良かったんではなかろうか （古くは「超電子バイオマン」のジューノイド五獣士も、ちょっと「悪の戦隊」を意識してたよね）。
