またアニメの感想とか

俺の妹がこんなに可愛いわけがない」#2 ・ボトムズかマミかって時代じゃあるまいし、話題作なら録画して両方観とけ。 ・そうそう、ギャルゲをクリアして「やった! ○○をやっつけた!!」も懐かしいネタ(ときメモの頃だ)で、原作者は結構な年寄りだったりするのだろうか。 ・黒猫、水銀燈のコスプレかといわれたところでコスプレじゃなくてこういうファッションだと返すかと思ったら別のキャラのコスプレだったというのはその時点で既にネタなんだろうかと悩む。 ・ていうかコスプレでオフ会に参加して浮いちゃうってのは桐乃より悲惨な気が。 ・それにしてもヲ兄ちゃん萌えアニメだなこれ。スゲー優しくて面倒見のいいお兄ちゃんじゃないか。普通できないぞ、自分をバカにしてる妹につきあって休日丸々つぶすなんて。 ・もうひとり沙織バジーナもおそろしく寛大で気づかいのある善人だし、地味子も地味に桐乃の助けになってるし、それが悪いとは言わないが案外と生ぬるい世界だね。苛烈で理不尽なオタ叩きがあってもいいんじゃないかと思うんだが。
 
侵略!イカ娘」#2 放送第2回で悟郎と早苗が、次回第3回では早くも渚が登場、オープニングに登場する準レギュラー級はさっさと揃えていくのね。予告には映らなかったもののこの様子ならシンディも次回で登場しそうだ。イカ娘の様々な面を見せるうえでも、キャラをとりあえず増やすというのは悪くない判断だと思う。
 
神のみぞ知るセカイ」#2 前半はエルシィ同居話。「俺の妹が」の後に続けて見ると、アニメキャラとしてありがちな、ありうべき、あらまほしき妹像とは一体如何なものかと考え込んでしまう(大げさな)。
後半は青山美生攻略の開幕回。おおむね原作通りに進んでいるんだけど、アニメだとただ単にテンプレート通りに話が進んでいるだけにしか見えない不思議。虚構内虚構はデリケートなもんだなと改めて思う。
原作そのまんまじゃダメなんだろうね。漫画という表現方法は案外とゲームから遠いから、漫画のなかの「現実」にゲームでの経験を生かしても、我ら現実の読者はそういう漫画としてすんなり受け止められる。ところがアニメとなると漫画に比べてぐっとゲームに近くなり、我ら現実の視聴者は「ゲームにありがちな展開を、ひとつ言い訳しながらそのままなぞってるアニメ」として観てしまう。
「現実 対 ゲーム」の距離と「現実 対 アニメ」の距離はほぼ等しいから峻別がつかない、というかなんというか。
「俺の妹が」の原作及びコミカライズでメルルや偽ルルーシュがどう描かれているかは知らないが、アニメ「神のみ」もあれと同様、虚構内虚構(アニメ内ゲーム)を明示する必要があったのではないか。かつて桂馬が攻略した「猫目で明るい髪色でデコでツインテでチビな娘」を数十人(もちろんどれも絵柄が異なる)ざっと背景に流すくらいしても、蛇足にはならないと思う。