定期にする気は無いがまたアニメの感想

それでも町は廻っている」#2 恐ろしいもので歩鳥の声にもう慣れた。導入部、タッツンの胸が奇形的に強調されていたのは作画の乱れではなく、中盤の展開に向けての伏線だった、のか? 今回もアニメオリジナルパートに違和感がなく、原作を読み返して初めて「あれっ、あの部分って原作にはなかったんだ」と気づくことも。この調子でがんばってほしい。
 
ジュエルペット てぃんくる☆ オープニングがいつの間にかマイナーチェンジしていた。歌詞が2番になったときは映像は変わんなかったよねえ? 自称天才少年もサルファ先生も、最後の並びのほうにまだ出番が残ってますが、サルファ先生イケメンモードは消滅しちゃいました。本編によるとあれはどうやら、偽者でないなら魔法の暴走の結果という限定仕様のようで、今後はもう出番が無い気配……。いやそもそも、それが何でオープニングに描かれていたんだって話ですが。
 
俺の妹がこんなに可愛いわけがない」#3 ・ああ、こうきたかエロゲである必然性。なるほどねぇ、これがシスプリだったら成り立たねえわとストーリー自体には感心するものの…、うーむ。18禁であることの背徳感は微塵も描かれず、そもそも劣情を催してる描写すらないところにもってきて、「この(R-18)表記の意味を考えろ」と言われてもなぁというのが正直なところ。「こればかりはオヤジの言うことのほうが正論だ」と台詞では言っているものの、正論であってはこの先の話が成り立たないわけで、正論の正論たるを見せない逃げを打たれた、というモヤモヤ感が拭えない。・閑話休題、今回は兄貴がまたひときわ男前で、桐乃はもう兄貴の引き立て役にまで後退してる気が。つーかもう今回で最終回でいいんじゃね? ・沙織氏曰く、「この世界には見る前に飛べ、迷う前に買えという格言もあるでござる」。んー、その手の格言で私になじみがあるのは「買わずに後悔するより買って後悔」だな。 ・沙織氏はとにかく上背があるんだから仮に凹凸が足りなくとも体の線が出るようなスーツもきっと似合うよなぁと前回のコメントからまだ妄想が続いていたり。 ・そして地味子。フィクションの幼なじみと現実のそれとの埋めがたいギャップを描いた『俺の幼なじみがこんなに可愛いわけがない』なんてスピンオフはどうだろうか? っていうかそれが成り立たない地味子の「典型的な幼なじみキャラ」な造形はどうなんだと思う。
 
侵略!イカ娘」#3 アニメ版はなんかこう『よりぬきイカ娘さん』みたいな。原作の微妙なエピソードは飛ばして、面白い話を優先してアニメ化していくのね。原作だと渚の面白さは、イカ娘を取り巻く状況が定着してマンネリ気味になったところで、「ここにいるみんなが変だから正しい認識ができてないんだ!」と状況そのものにツッコミを入れたところにあったのですが、3話だとちょっと早過ぎで役目がうまく機能していない感じ。イカ娘の海老好き設定もアニメではいささか唐突という印象。まーでも何につけてもイカ娘が可愛いからいいや。