最近買った漫画

めだかボックス 6 (ジャンプコミックス)

めだかボックス 6 (ジャンプコミックス)

この巻の見所といったら何と言っても「裏の六人(プラスシックス)」の登場とそれを迎え撃つべく颯爽と登場する「負け犬軍団」の対決!! まさかあんな決着が待ち受けているとは、誰に予想できただろうか……。以前にも書いたけど(2010年2月1日付)今もアンケート結果を見ながらちょいちょいと舵を切り直しているのか?

激マン! 1 (ニチブンコミックス)

激マン! 1 (ニチブンコミックス)

永井豪の自伝的マンガ。「デビルマン」創作秘話としては面白いがそれだけ。漫画としての魅力は小林まことの「青春少年マガジン」(asin:4063756181)や島本和彦の「アオイホノオ」に遠く及ばない。なんというか、「どうだ、デビルマンはこうして生まれたから面白いんだぞ!」という自己顕示は感じても「どうだ、いま描いているこの『激マン』も面白いだろ!」というエネルギーが感じられず、永井豪はもう枯れちゃったんだなぁ…と寂しくなる。ギャグ漫画家としての永井豪のセンスでもって、「燃えよペン」「吼えろペン」並みの虚虚虚実の漫画に仕上げたら面白かったのかもしれない。

神のみぞ知るセカイ DVD付限定版 10 (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ DVD付限定版 10 (少年サンデーコミックス)

本編は結編の決着から楠姉妹編の前半まで。単行本を買うのはそろそろやめてもいいかなと思う昨今。
DVDも不安をかき立てられる。センスの欠片も感じられない説明的なレイアウトのキスシーンとか…。あれはあくまでPV映像であって、本編映像の流用じゃないんだよね? 声優ふたりのトークもかなりどうでもいい。ただ、DVDケース内の作者の心情を描いた4コマ漫画が面白く、これのためにDVD付を買ったと思えば腹は立たない。

ぷりぞな6 (4) (サンデーGXコミックス)

ぷりぞな6 (4) (サンデーGXコミックス)

完結。こういうのもセカイ系か。「まぁこれはこれでいいんじゃないの?」と思えるのは、「全く好みでないから評価しようがないわ」という反応でもある。ただし、リメイク版…というか『プリズナーNo.6』というタイトルを冠した2009年製作のテレビドラマがあの出来だったので、相対的にこの漫画の評価が上がったのもまた事実。日本は「セカイ系」が一ジャンルにまで育ったことを(「こういう感じ」の作品を、ひとつのジャンルと認識できるほど洗練させたことを)誇っていいと本気で思う。私にその気は無いが。

空想科学X 3 (電撃コミックス EX 108-3 THE NONSENSE OF WO)

空想科学X 3 (電撃コミックス EX 108-3 THE NONSENSE OF WO)

3巻もゆるゆると普通に安定して面白い。「ゆるめいつ」も買ってみようかなー。
女子高生時のコトちゃんは、亜麻色の髪に黄色いサマーセーターに脳内で自動着色されるのだが、裏表紙で見る限り青い髪に紺のサマーセーターが正しいようだ。ちっ。

ほら、ねえ?