坊っちゃん娘(仮)

先日、ラノベの盗作の話題を取り上げるにあたって、「著作権保護期間が切れたものからパクればいいのに」というネタを折り込むため、その具体例をいくつか考えた。
結局、そこでネタにしたのは「芥川龍之介の能力バトル」の一言で説明がついてわかりやすい「邪宗門」だったのだが、それ以外で思いついたものをひとつ書いておく。
 
1・ラノベの基本はやはり学園もの
2・誰でも知ってる作品が元ネタならば、誰もパクリだといわない
3・登場人物の女性化というアレンジは、三国志演義だと「ショッキングピンク!」「恋姫無双」「一騎当千」、新撰組で「幕末純情伝」「行殺☆新撰組」などゾロゾロあるわけで、そういう発想で何か文学作品でできないか
 
といったところで、素材は夏目漱石の「坊っちゃん」とし、主人公の女性化を考えてみた。
仮題は「坊っちゃん娘」。女性化の時点で差別化はできてるから、ストーリーは元のまんまで問題ないだろう。それじゃあシーンをいくつか想像してみようか。
 
温泉でうっかり男湯のほうに入ってしまうヒロイン!
寝床で生徒たちにイタズラされるヒロイン!
バトルに負けて顔中ヌルヌルまみれ!
 
……なんかラノベとは別の路線に走りそうな気がしてきた。