トランスフォーマーアニメイテッドは微妙だ

若本「見ないと夢に出るぞォ」
夢に出る前に本編に出なさいメガトロン。

というわけで、視聴を継続している春新番の中でちょっと微妙な「トランスフォーマーアニメイテッド」の話でも。

テレビシリーズの「トランスフォーマー」はずーっと、集団vs集団だった。「2010」になろうが、やる気の無い藤川桂介がメインライターになろうが、ビーストウォーズになろうが、やっつけ仕事の武上純希がメインライターになろうが、マイ伝で世界観を仕切り直そうが、羊頭狗肉GONZOが制作になろうが、その基本は変えなかった。それはもちろん、デストロン軍団のオモチャを売る都合でもあるのだけれど、そうしたマーチャンダイジングを含めて、正義も悪も同じボリュームで扱うのが「トランスフォーマー」というタイトルのはずだ。

しかし「トランスフォーマー アニメイテッド」ではディセプティコンは散り散り。現状、各人が交代交代で襲ってくる話が続いている。アメリカ製ヒーローアニメのフォーマットのひとつ、「ひとつの街に複数のヴィラン(悪漢)がいて、交代交代で悪事を働く(たまに共同戦線を張る)」に則った話作りになっているのだ。それを理由につまらないとは言わないが、基本を外しているだけに、正直ちょっと乗り切れない。ともあれ今後に期待して見続ける。

ところでメガトロンは現在頭部だけになっていて、地球の乗り物のスキャンもまだなんだが、となると発売中の玩具はいわゆる「セイバートロンモード」で、戦線復帰に際してはまた微妙に違った姿になるのだろうか。つまり今発売されてる姿のメガトロンの活躍は第1話のあれだけ? サウンドウェーブがゲストキャラ扱いなのも気になるところ。

トランスフォーマー アニメイテッド TA06 メガトロン

トランスフォーマー アニメイテッド TA06 メガトロン

トランスフォーマー アニメイテッド TA26メガトロン ライト&サウンド

トランスフォーマー アニメイテッド TA26メガトロン ライト&サウンド

画像が無いのはネタバレ防止か。