『仮面ライダーW』

「第12話 復讐のV/怨念獣」 CMで映画関連いろいろと。ディケイド冬映画、あれー? 時系列はTV最終回→冬映画→夏映画だと聞いてたけど、冬映画の時点でディケイドとWが共闘してたら夏に続かないやん。結局はパラレル上等で夏映画は別の話と切り離されるのか? まぁ夏映画と同様、ライダーがたくさん出てきてワイワイ戦うお祭り映画と割り切れば楽しめそう。ストーリーの整合性とかテーマとかを考えたらたぶんダメだ。

ビギンズナイトは順当に考えて、その日の話だけでなく現時点での戦いも描写される模様。これまでの予告で流れていた「お父さんが仮面ライダー!?」の台詞だけなら、導入部だけが現在だという可能性もありましたが、タブーだけでなくナスカやクレイドールとも戦ってるし。

本編、真犯人は予想どおり(他にいないし)でしたが、婚約者が襲われるという事件ひとつに「ドーパントは別人」「動機も轢き逃げ犯への復讐ではない」とふたつのターニングポイントを担わせたのはなかなかスマート。短い時間によくまとめたと思います。まぁ、フィリップが本人に直接聞いちゃうのは、ちょっとその能力便利過ぎって感じではある。

今回のとどめは破壊力最強のフォーム、ヒートトリガー。いつもと違って跡形無く消し去っていい相手であるが故の…、いや、跡形無く消し去るためのフォーム選択か(「だとしたら…」でフォームチェンジ、「俺たちにできることは…」でマキシマムドライブだったし)。