何かと不健康なくせに健康に恵まれている私は、十数年くらい虫歯とインフルエンザ以外の病気では医者のお世話になっていなかったのだが、本日、整形外科で診療を受けてきた。
症状は左肩の激しい筋肉痛。思い当たる原因は無いものの、「ただの疲労性の筋肉痛だろう、放っておけばそのうち治る」と２週間くらい様子をみていたところが、その間ずっと痛みが続いたまま全く良くならない。さすがに不安になって受診した次第。
結論からいうと、猫背とか左右方向の背骨の歪みとかストレートネックとかで頚椎の間が狭くなり、神経が圧迫されために出た痛みだった。原因さえわかれば対処のしようもあり、腰を引いて背筋を伸ばして胸を反らして顎を引いていれば、なるほど痛みが和らぐ。なんかすげぇ偉そうな格好なので、街中をただ歩くのに、これはちょっとどうかと思わなくもないが。
それにしても、デスクワーク中心の仕事故のいわば生活習慣病なのに、こうした整形外科分野の異常は健康診断や人間ドックでは全く発見されないんだよなー。レントゲンを撮れば一発でわかる、私自身の素人目にも明らかなほど、実に見事な歪みだったり、曲がっているべき部分がまっすぐだったりするのに、そもそも診査項目にない。
一発で治る治療法はなく、生活習慣の改善(というか姿勢の改善)によってしか根治できない症状だから、早期発見が重要だと思うのだが…。なんとかならないものか。
