ポイントカードの賢い使い方って…

私はどうにも数勘定が苦手だからかもしれないが、「ポイントカードの賢い使い方」とやらがサッパリわからない。いやもう、全くわからない。昨夜の「ワールドビジネスサテライト」でも、ポイントカードの効率的な使用を促す新ビジネスや、ポイントの使い忘れを防ぐ新サービスが紹介されていたのだが、これらに何の意味があるのか、ゴルディオンノットの解き方並にわからない。
最も効率が良く、使い忘れも無い、賢い使い方って「買い物の際に、常にポイントを使用する」じゃないの? 考えるまでもなく。
仮に、「ポイント払いで買い物した場合は、現金払い分がいくらかによらず、新たなポイントは全く発生しない」というルールであるなら、賢い使い方を模索することにも意味はあるだろう。だけど、少なくともヨドバシカメラビックカメラのポイントカードは、ポイントを使用した場合にも、現金払い分に応じた新規ポイントが発生する。
となるとせいぜい、「高額商品に特別高いポイント率が設定されている場合は、全額現金払いで買う」くらいが賢い使い方で、あとは常にポイントを使用するのがベストだと思うのだが…。
ただ、冒頭に書いたとおり、私は数勘定が苦手だから、あるいはある程度ためたほうが割が良いのかな、とも思う。いずれにしたってオマケ商売なんだから、そんなにカリカリする話ではないのだが、もし「最もお得な使い方」をご存知でしたらひとつアドバイスをいただきたいと思う。



んでまぁ、一応試算してみた(たぶんどこかに致命的な計算ミスがある)。ポイント率10%の会員カードを新規に作成し、5000円の買い物を10回するというケース。
9回目まで現金払い、10回目にたまったポイントを使った場合、5000円×9、500円×1の支払いで、合計45500円。残るポイントは最後の500円に対して発生する50ポイント。
対して毎回ポイントを使用した場合…面倒だな。初回が5000円、2回目が4500円、3回目は450ポイント使って4550円、4回目は455ポイント使って4545円、5〜10回目は454ポイント(発生ポイントは端数切り捨てとした)使って4546円。これで現金支払い分は45871円。残るポイントは454ポイント。
ポイントを現金相当と扱えば、前者の「ポイントをためてまとめて使う」は45500円−残50ポイントで45450円。対して後者の「毎回の買い物にポイントを使う」は45871円−残454ポイントで45417円。なんとまぁこの試算では後者のほうが微妙にお得になってしまった。
もちろん、条件次第で様々変わるだろうが、少なくとも「毎回の買い物にポイントを使う」が大損になることは無いと思う。