/擬似ガンダムGN-Y

という作品名で、アソビットホビー館のガンプラコンテストにエントリーしてきたので、秋葉原に何かご用がある方、お時間に余裕がある方はご笑覧ください。「未発表」規定は無かったけど、まぁ社会通念からいって画像を貼るのは作品返却の後にします。
さすが秋葉原というべきか、なんだか妙にレベルの高いコンテストで、技術レベルと仕上げの入念さでは太刀打ちできませんなー。まぁ、改造ガンプラを完成させたのは数年ぶり、改造どころか全塗装が数年ぶりなんで入賞を狙えるものでもありませんが、ネタとしてはわかりやすくてキャッチーで、にぎやかしにはなるかと思います。
ところでジンクスですよ。GN-Xと書いてジンクス。なのにどうしてGNアーチャーはジンアーチャーでなくてガンアーチャー? という問題はさておいて、この名前って「(擬似)GNドライヴを搭載した実験機(eXperimental)」てな意味じゃないですか。だから最初の30機はいいとして、量産型がGN-X(III)の名のままでいいのか? という疑問がある。
まぁ現実にも「tipo due(=type two=2型)」という試作プロジェクトの名から「型」のほうをとって量産車の名前にしちゃったフィアットティーポなんて例もあるので、「ジンクスで定着したからGN-Xのままにする」というのも当然アリでしょう。
ただ、X=実験機があるならY=試作機があるだろう、てな感じで、ジンクスベースの改造ガンプラに付けた名前はGN-Y、という次第。んでもって、読みはジーニー。天使の名前を冠したソレビのガンダムに対抗して、アラビアンな精霊ざんす。さらに言うと、戦術核兵器の名前でもある。いやほら、ソレビの言う「武力による戦争根絶」と、核保有による戦争抑止とではどっちがマシかと言ったら、実は後者じゃないかという気がするわけで。そういう当てこすりも暗に含めての、ジーニーという名前です。戦略核でないから抑止力にはならないけどさ。
それにしてもAIR-2空対空ロケット弾ジーニーって……。「無誘導とされ、核による大きな危害半径によって命中精度の低さをカバーしていた」(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)……。うーむ、豪快というかいい加減というか、おっかない兵器だなぁ全く。