中身を知らずに購入。
ぼくの生徒はヴァンパイア (1) (まんがタイムコミックス)
- 作者: 玉岡かがり
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2007/11/27
- メディア: コミック
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ぼくの生徒はヴァンパイア (2) (まんがタイムKRコミックス)
- 作者: 玉岡かがり
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2009/05/27
- メディア: コミック
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……ではない。あながち外れてもいないが。
この種の萌え系4コマはあまり読んでいないのだが、ハーレム型ラブコメ構造って実は珍しいのではなかろうか。少なくとも、アニメになるような人気作は、同性同士(ていうか女の子ばっかり)がゆるゆるだらだらと過ごすマンガばっかりだ。「けいおん!」然り、「らき☆すた」然り。「ひだまりスケッチ」も「GA」も「ぱにぽに」も、そもそもこのジャンルの嚆矢たる「あずまんが大王」からして、ラブコメ要素は薄い(ていうかそもそも男性キャラがほとんど出てこない。)
また、ラブコメ要素を前面に出した4コママンガにしても、カップルの関係性は半ば固定化されているのが通常で、この作品のような「いろんなタイプのヒロインがいて、いずれも主人公に少なからぬ好意を抱いている。そして主人公に恋敵という恋敵は存在しない」という、いわゆるハーレム型ラブコメはあまり無いように思う。
いささか奇妙な話、ではある。いずれにせよ、男性ファンの獲得を重視すべきジャンルなのだから、ハーレム型ラブコメにして話を回すほうが何かと楽だしファンも得やすいはずなのに、どうしてメジャーになるのはそうした要素の無い、ゆるだらな作品ばかりなのだろうか。マーケティングあるいは編集方針がどのようなものか、興味が持たれるところである。
まぁ何はどうあれメイベルさんは私の嫁なので、皆様にはその点わきまえていただきたい。なに、心配はいらない。私は地図を読むのは得意なほうだ。
- 作者: 秋風白雲
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2008/04/25
- メディア: コミック
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「ヒロイン全員○○!」というのはジャンルの爛熟期にまず当然の如く着想されるものだし、「眼鏡」では古くは「終末の過ごし方」(未プレイです)、「G-onらいだーす」(これまた未見)なんて作品もあったわけで、何も「6人のヒロイン全員メガネでおでこで委員長」という基本アイデアを否定するものではない。
しかし、そのヒロインたちだけで話を進めてしまっては、ぶっちゃけ「誰が誰だかわからない」のである。このマンガには、ヒロインたちを観察する視点が欠けている。初期のエピソードには、「ヒロインたる委員長たちvs変態生徒会長」という図式があったため、読者は変態の視点に立ってヒロインたちを見ることができた。しかし、そうした外からの視点によるヒロインの差別化が十分でないままに、話はヒロイン同士の対立にシフト。委員長同士の、いわば内輪に閉じた話になってしまう。例えるなら、そう、「プレイヤーズキャラクターが介入する余地のないギャルゲー的状況」が現出しているのだ。1巻の終わりになってヒロインを敵視する2年生という新キャラが追加されるのだが、まだ有効に機能しているとは言い難い。
まぁ何はどうあれ
…。
……。
……さっきみたいなオチを付ける余地もないなあコレ。
神聖モテモテ王国[新装版]1 (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: ながいけん
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/05/11
- メディア: コミック
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神聖モテモテ王国[新装版]2 (少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: ながいけん
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/05/11
- メディア: コミック
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