「神のみぞ知るセカイ」2巻は発売日に購入。1巻(asin:4091214304)の好調を受けて相当に刷部数を増やしたとみえて、今度は即完売ペースでは無かったものの、やはり一部では早々に売り切れた模様。
- 作者: 若木民喜
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/17
- メディア: コミック
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かのん編は、サンデー本誌掲載時にもグダっとひとしきり感想を書いたくらいで(そして何故かマクロスFの話題にシフトしたり・笑)割とお気に入りの話なのだが、こうしてまとめて読み返すと、ヤンデレとかアイドルとかでなくて、私はよーするに自立に至る話が好きなんだなぁと気付いた。ラブコメだギャルゲーだというか、何かふつうにイイ話だよね、これ。
栞編も巷で人気を得ているだけになかなかいい話なんだけど、私はむしろ桂馬の台詞に注目したい。
この男、栞の本心を言い当てた後で、
「ボクは、現実の世界なんてなんとも思ってない。」
「だってボクは…ボクの信じる世界がある!!」
と、堂々と言ってのけるのだ。
3D女全否定。
過去に「神にーさまが3D女に本気で恋をしてしまう話」をいずれ必ずやらなければならない、などと書いてしまった私は己の不明を恥じる。
たとえば「あいこら」が、フェチだパーツ愛だとアブノーマル性をフィーチャーしつつも、4巻あたりから示し始めた物語の落着点は「ハチベエがノーマルな恋愛感情を持つに至る」という
いや、それにしても最終的にどう決着付けるんだこの物語?