週刊少年チャンピオン#40

侵略!イカ娘
「『常識的』な方向にズレた人を登場させて、作品世界がどれほど異常かを引き立たせる」というのは、ある程度話を積み上げたギャグマンガには常套パターンのひとつ。しかしこの作品の場合、イカ娘が単なる怪生物ではなく、自称侵略者だという設定とも巧く噛みあって、思いのほか面白い話になった。見た目の人物造形が地味過ぎるのが気になるが(苦笑)、他のレギュラーと絡めても色々と展開できそうだし、渚は案外おいしいキャラになるかも。