ワンセグ録画機日記#2

つか、考えてみれば「寝てる間に録画した番組を朝の移動中に観る」なんてのは、PC録画→動画ファイルを携帯TVにコピーででもできるのだから、そういう用途ならチューナー内蔵機でなくてもいいやね。まあいいや。
閑話休題、火曜深夜のアニメというと、まずネウロは論外だし、比べりゃ真面目に作っているカイジもただ原作をなぞっているだけの印象で、あえて観る気はしない(どっちも一度見たきりだけど)。一度も観たこと無いラビリンスは人を喰ったタイトルが素敵だし、幸いと言うべきか原作も全く知らないのだが、マガジン系の深夜アニメがマトモだったためしはないのでこれもパス(つか、思い返してみるとチラ見なら深夜アニメもそれなりに見てるな)。テレ玉ではげんしけんをやっているが、これはそもそも原作が嫌いなのでパス。
なので新機軸として、「朝の7:00から7:30までNHKを録画し、電車の中でじっくりニュースを観る」というパターンを試してみた。
……途中から始まってるよ。昔は時計代わりになったNHKニュースだが、いつからか非常に切れの悪い時間に始まり、7時だの8時だのを跨いだダラッとした構成になっている。あえてそうしなければならない理由など思い当たらず、まったくなにを考えているやら理解不能だ。京都大学のES細胞研究のニュース、最初から観たかったなー。
それにしても、こうしてじっくり観ると「ニュース番組って意外と密度が濃いなあ」と改めて思い知る。点けっぱなしでBGVのようにして、関心のあるニュースだけはちゃんと見る、というのがふだんのニュース番組の見方。それが今回、電車の中で他にすることの無い状態で観たものだから、いきおい意識が集中する。いや、あんまり集中できなかったからチョコチョコと残り時間を確かめて(うへぇ、まだ10分しか見てない)(うへぇ、さっきから5分も経っていない)などとやっていたのだけれど。
いずれにしても、これは朝の情報収集としてかなり有益に感じられた。なんといっても、本や雑誌、新聞と違って、身じろぎできない満員電車の中でも見られるのが大きな魅力。また、オンタイムでの視聴と違って安定した受信状態のものを見られるからストレスも無い。しばらく続けてみたいと思う。
さて、今晩は……。ドラゴノーツGONZOアニメでそのうえ監督がギャラフォの人とあっては、何がどうあっても観る気にならない。なので、録画予約はテレ玉キミキスと、早朝のNHK教育の「歴史に好奇心」、そして朝のニュースを6時50分から7時30分まで。