仮面ライダー電王#40

侑斗、ま、またあっさりと復活しちゃったなぁ……。時の運行を守る者が過去の改変の影響を受けていたら仕事にならないから、まず「侑斗は特異点ではない」という前提のほうが意外だった(苦笑)。私の興味は「特異点ですら消失する決定的な過去改変をどう乗り越えるか?」だったのですが、冒頭のオーナーの台詞で「桜井君は特異点ではなかったようですね」とあっさり否定。そうなれば「人が特異点でない分はゼロノスシステムが補償する」というのは設定的に当然なので、きちんと筋は通っているけれど肩透かし感が否めませんでした。
復活はしたけど赤いカードによって前より悲惨な状況になっている、というのは「おっ」と思わされたけど……。以前の「ゼロノスカードを使い切ってしまった。果たして補充可能なのか!?」というときに「補充そのものはあっさりできた。しかしカードを使うごとに侑斗に関する記憶が失われることが視聴者に知らされる」という展開と似たり寄ったりの気も。
良太郎が、自分達の時間はイマジンたちの時間とはつながっていない、と気付いていたり、イマジンの目的が単なる過去改変ではなく、時間をさまよう桜井さんを追ってのことと明かされたりと、色々と興味深い要素もあって、まぁ毎度面白いんですけどね。