/機動戦士ガンダム00

平和のための戦争、破壊のための建設。
歴史の果てから連綿と続くこの愚かな行為。
ある者は悩み、ある者は傷つき、ある者は自らに絶望する。
だが営みは絶えることなく続き、また誰かがつぶやく。
「たまには火薬の臭いを嗅ぐのも悪くない」
次回「ガンダムマイスター
神もピリオドを打たない。
 
てなわけで、前回エントリからボトムズネタをひっぱりながらも『機動戦士ガンダム00』の感想を。なんというか、「第1話から意外な方向で来たな」という感じ。何が意外って、主人公たちのキャラを全く立ててこなかったのが意外だった。見た目レベルでもメット被りっぱなしとか、誰がどういう奴なのか全く伝わってこなかったからなぁ。キャラクターの印象付けはスパッと切り捨てて、状況説明を優先したかったのでしょうが、いやはやスタッフは思い切った判断をしたなぁと思います。でもその状況説明も、とりあえずガンダムソレスタルビーイングの立ち位置を示すだけでいっぱい一杯だった、との感はあるし……。
エクシアをはじめとしてガンダムたちは一見大活躍なんですが、視聴者にとって(作品内においても)能力が未知数の敵MSを一方的にボコッたところで「ガンダム強し!」な印象付けにはならんよ(苦笑)。
まぁ、まず次回は観る。多分、たまに見逃したりしながら1クールは付き合ってみる。しかしその先どうするかはわからない、くらいの作品。