GWに観たもの

怪奇大作戦セカンドファイル」をBS2放映の機会に観る。あらかじめ「ウルトラQ dark fantasy」程度の出来を覚悟してたこともあって、意外と楽しめた。本家「怪奇大作戦」のテイストをきっちり継承しつつ現代社会の問題にも目配りし、さらに80年代ふう(?)の「某超大国の陰謀」をぶちこんで、イマふうの話にきちんと落とし込んでいるのがエライです。
いま観た第2話は「魔弾戦記リュウケンドー」にこんな話があったよなー……みたいな。つか、これもロケ地は佐原じゃないか? 江戸東京たてもの園しかクレジットされてないけど。都電のイメージで出てくる踏み切りは、都電荒川線ではなく東急世田谷線のような。
第2話は全体として「怪奇大作戦」らしからぬムードだけど、劇中でも牧がツッコミ入れてるのでまぁいいか。でも、子供の頃に「さよなら都電」の花電車を見たことがあるって、この話の現代は一体何年って設定なんだよ。
話を聞いたときには「おっ、こだわってくれるね」と思った、トータス号asマツダAZ-1というキャスティングは、実際に見てみるとやっぱりAZ-1にしか見えないのが残念(笑)。色が真っ白だからかな。
 
月曜の午前中には、先日取り上げた「味楽る!ミミカ」1エピソード分5話一挙放送を視聴。期待以上にけったいな映像だった。オープニングのスプーン振り回すシーンなんて有り得ないレベルだよ。あんまり関係ないけど、なんとなく「ウゴウゴルーガ」を連想したり。
微妙に聞き覚えのあるミミカの声は、ああなるほど「ミルモさまぁー」が妙に印象的だったおみむらまゆこか。
お話は、まぁボチボチ。「寝つきが悪い」という話が導入だったから「ああ、牛乳の鎮静効果の話か。でもあれってエビデンス無いんだよな」と思いきやダシの話で、「ああ、グルタミン酸の話か。『味の素』って商品名はNHK的にどうするんだろ」と思いきや昆布茶の話で、風邪で体調の悪い使用人のために料理を作るという話だから「ああ、ビタミンCの補給とか発汗作用とか消化のいい料理とか、漢方でいう『温性』とかの話か」と思いきや、そこらへんスッ飛ばしておじや作りの話で(でも使ってる素材はそんな感じではある)……とまあ色々と予想を覆されましたが、総じて普通に面白かったです。