『銀魂』
お妙さんと九兵衛のほうは割とどうでもいいのだが、便利屋と真選組との共闘へと展開するあたりにはちょっと燃えなくもない。
『アイシールド21』
あーなるほど、DEATH NOTEばりの心理戦だな。「０コンマ数％」という読者にもわかる符丁を出すことで、そこから先の相当無茶な以心伝心っぷりを自然に見せているし、ここで小結の意外な見せ場を作ったり、ひょいと葉柱を出してきたりと、久々に巧いと思った。
『DEATH NOTE』
残念ながら(苦笑)予想どおりの超展開。あらかじめ偽造していたノートをすりかえる、だけならまだ納得もできたが……。1.本物のノートがどこにあるのかを知り、2.魅上に知られないようにそれを奪い、3.そのとき初めて見た(＝デザインも材質もそのときまで知らなかった)本物のデスノートのフェイクを丸々一冊作り上げ、4.使われたペンを確認したうえでそれを調達し、5.書き込まれていた内容を丸々写し、6.魅上に知られないように本物があった場所に置く ……できるわけないって。これで次回の「答」が納得のいくものだったら、大場つぐみに平伏するけど。
『魔人探偵脳噛ネウロ』
犬かよ！ 犬が夜空を見上げて「フッ… いい月だな…」と思ってたのかよ！ 由香は犬に向かって「こんな物欲しいって言い出す気？」と言ってたのかよ！
……負けました！！ 次回のカギは笹塚の動きかな。「最後の自分」像の真意についてはいずれ弥子が解説するとして、それをサイが聞くかどうかが気になるところ。
『太臓もて王サーガ』
太臓ではなく伊舞が、当人には全く悪意の無いまま阿久津を振り回すという話。登場人物の増加を、うまく話のバリエーションの増加に結び付けている。まわるにルリーダに伊舞がドキ高に来て、２年生レギュラーはほぼ全員同学級と、かなりキャラを動かしやすくなったようで今後にも期待。
『みえるひと』
今なお時折、カットの切り替えのまずさが出てくるなぁ。他所の感想を見るまで、後ろから２番目のコマがガクの戦線復帰だとはわからなかったよ。
