「竜のまよい道」の迷い道

1月26日付で触れた(こちら)、幻のマンガ「竜のまよい道」の話題の続き。そういやそもそも「何故に多摩図書館なのか」の説明をしていなかったな。国際子ども図書館のサイト(ここ)の資料情報サービスで検索すると、目当ての資料がどこにあるのかがわかるのね。で、『小学四年生』を収蔵している図書館は多い(こんな感じ)けど、上野ならいつでもいけるし折角だから程よく遠い多摩図書館にした、と。しかし結果は……。

これが『小学四年生』80年3月号の表紙。元はもちろんカラーなのだが図書館の複写サービスはモノクロオンリーだったのだ。この表紙の真ん中に書かれている「別冊小四コミックス ギャグ・SF・スポーツまんが特集」が目当てのものだったのだが……。お察しのとおり収蔵されているのは本誌のみ、付録は無かったのである(涙)。ぐぞ〜っ明日は上野だ。
で、まあこの際だから『小学四年生』80年3月号本誌もひととおり目を通したのだが、驚いたことに、全く何も見覚えが無かった。「暗之云の設定年齢は18歳だから」というのはさておいても、マンガくらいは読んだ覚えがあってもいいはずなんだが。そんな私でも克明に覚えている、という点がまた「竜のまよい道」の凄さを物語っている、と言えなくもない?